入社1年でVR勢を巻き込んでVRチームを構成した話
入社1年でVR勢を巻き込んでVRチームを構成した話
この記事は「Eureka Advent Calendar 2021」5日目の記事です。
こんにちは、MISチーム(情報システム)でコーポレートエンジニアをやっているnakashunです。
今回は、全く自分の職責に関係ない部分について書いてみたいと思います。
2021年 1月にエウレカに入社してから、自分が持っていた今までの「常識」はあっという間に過去のものとなってしまいました。
※ 個人の意見であり、独断と偏見が多量に含まれます
まずは、エウレカでのミーティングの日常を紹介させてください。
エウレカでは、ミーティングの際にアバターを利用するメンバーが多数在籍しています。
エウレカに入社するまでは 「Zoomミーティングでは、カメラオンが常識 カメラオフなんて言語道断」
みたいな話を聞いたことがあったのですが、エウレカではもはやそんな常識は存在しません。
一部からは、 「アバターのほうが注目しやすく、手の動きなどで表現が分かりやすい」
「カメラオフよりも全然コミュニケーションが取りやすい」 というフィードバックもありました。
しかし、アバターがここまで広く認知されるまでには、それなりの活動や努力・苦労もありました。
入社したらVR用にPCを買わされた
入社後、Slackでは #talk-vr というVRについて語るチャンネルに
PCVR勢がVR Chatのスクリーンショットをペタペタを日常的に貼っていました。
自分はOculus Quest 2単体でVR Chatを利用していたので、クオリティの違いにかなり驚きました。
Slack等のエビデンスが残っていないのが残念ですが
「PCVRはいいぞ」
「あ〜それQuest版は対応してないんスよ」
と誘惑され、 気付いたら20万円を超える 高価な金属製の箱
を購入していました。
VRコミュニティの活動が活発化した
自分を含め、気が付いたら2〜3人が 高価な金属製の箱
を購入していました。
SlackのVRチャンネルは、非常に盛り上がりを見せており
- アバターを使ってミーティングに参加する知見が積極的に共有される
- 全社ミーティングでは、VR ChatでVR勢が大集結する
- 入社後のコミュニケーションミーティングがVR Chatで開催される
- オフィスを再現したVR Chatのワールドを構築するプロジェクトが発足する
などなど、VR技術を活用した業務に発展するようになりました。
ミーティング時は積極的にアバターを利用し、社員へアバター社員という存在を認知してもらえるように務めました。
#talk-vr から #team-vr へ
VRについて語るSlackチャンネルのメンバーは、2つに区分できる状態へと変化していました。
- VR機器やVR技術を活用し、日常的に活用しているメンバー
- VR機器を持っているが、それほど利用しないメンバー
チャンネルに情報が蓄積され、技術の活用について議論される度に
その温度差がVR技術への関心を阻害してしまう可能性を考えました。
そこで、メンバーを分離し 部署として非公式に確率する提案をしました。
メンバーの承認を得られた為、ここからは情シスの仕事です。
社員の入社・退職・異動や部署の新設などの作業を数多く実施してきました。
Slackのユーザーグループを作成する
まずは、Slackのユーザーグループを作成します。
Slackのユーザーグループを作成することで、チームへのメンションがかなり楽になります。
- Name
- Handle(これがメンションに使われる文字列になります)
- Purpose (目的はしっかり入力しておきましょう)
- Default channels(ユーザーグループに追加した際に、自動で参加されるチャンネルです)
Google Workspaceのグループを作成する
次は、Google Workspaceにグループを新規作成します。
Google Workspaceのグループを作成すると
- グループメールアドレスが発行できる
- Google Calendar / Google Driveなどでグループを使って共有できる
など、様々なメリットがあります。
メンバーからも好評で、現在では勤怠連絡などにも利用されています。
VRチームとして活動が行われるようになった
チームとしての環境を整備することで、実際の活動がスムーズになりました。
- 週1回の定期的なVRチームミーティングの継続
- ミーティング出席者のアバター率の向上
- アバターコミュニケーションミーティングの開催
また、この活動の関係はないと思いますが
弊社CTOからもOculus Quest 2をポチったというご報告を頂きました。
VRチームの今後
今後も、VRチームとしての活動を続けていくために
- 2022年のロードマップの策定
- VRチームとしてのアウトプットを増やす
上記の2点を中心に実施していきます(やるとは言ってない)
あとがき
だらだらと、職責に一切関係のないVRやアバターについて書きました。
後日、Advent Calendarで登場するboxp先輩(エウレカのVRパイオニア)も
来週 12/12にVRに関する記事を書く ということなので
そこそこ背伸びして実験的な記事を書いてみました。
エウレカでは、コーポレートエンジニアを募集しています
社内環境をまるごとグロースする!コーポレートエンジニアWanted!!
一番大事な部分ですが、弊社ではコーポレートエンジニアを募集しています。
上述の通り、仕事にも仕事以外にも全力で取り組むことができる楽しい職場です。
ご応募お待ちしております!
Discussion