【必読】プログラミング初心者と駆け出しエンジニアが必ず読むべき書籍 10冊
はじめに
今回の記事では、プログラミング初心者や駆け出しエンジニアが必ず読むべき書籍を10冊紹介する。プログラミング学習を効率良く進めるためには、書籍は必要不可欠である。
- 「プログラミングを勉強したいけど、どんな書籍を買えばいいのかわからない..」
- 「プログラミングを効率良く学べる本があれば知りたい!」
今回の記事は主にこのようなことを考えている人のためにある。これを読めば、プログラミング学習を進める上でもう本選びに困ることはないだろう。今回の記事で、一冊でも手にとって読みたいものがあれば幸いである。
アメリカの中学生が学んでいる 14歳からのプログラミング
図解付きでプログラミングを理解できる良書。難しい専門用語がないので初心者がプログラミングの概要をざっくり学べる。Webやコンピュータサイエンスについても徹底解説されているので、将来それらで生計を立てたい学生や子供にもオススメできる。
プログラミングを1回も経験していない人は最初に本書を読むことを強くオススメする。
リーダブルコード
易しい言葉でプログラミングにおける重要なことを丁寧に解説されている良書。プログラミングはコードを書く作業そのものだ。良質なコードを書く上で重要なことが本書にすべてまとめられている。
『14歳からのプログラミング』と必ずセットで確認しておきたい良書。
プリンシプル オブ プログラミング
本書は上記の2冊の内容よりも少し複雑で抽象度が高い。ところが、本書では様々な文献を参照しながら、プログラミングを学ぶうえで重要なマインドセットや守るべき鉄則がまとめられている。プログラミングを効率的に進める具体的なテクニックやマインドセット両方とも徹底解説されている。
プログラミングを上手かつ効率良く進める上で重要なことが書かれている良書。
プログラマーは世界をどう見ているのか
本書の著者は匿名掲示板「2ちゃんねる」の創設者である西村博之。本書はプログラミングを通して得られる能力やプログラミングを学ぶメリットについて易しい言葉で解説されている。それだけではなく、プログラミング言語の基本的な知識(条件分岐や繰り返しなど)やJavaScriptの文法についても丁寧に解説されている。
プログラミングをする上で身につけておきたい思考術と基本的な知識・文法がこれ1冊でまるごと学べる良書。
余談だが、プログラミング関連の書籍は一貫して2,000円弱かそれを上回るものが多いけど、こちらは新書なので1,000円あれば購入できる。
エンジニア編 IT用語図鑑 開発・Web制作で知っておきたい頻出キーワード 256
本書は私たちプログラマーが実務で頻繁に耳にする専門用語を図解付きでまとめてある画期的な良書である。IT分野は日進月歩で新しい用語が頻繁に登場し、経済学のように体系的に学ぶことは難しい。本書は分野ごとに頻出する用語に絞って丁寧な解説が豊富である。イラストが豊富で圧倒的に理解しやすい。
本書は専門用語ではなく、エンジニアが実際のコミュニケーションで使う言葉(「落ちる」や「叩く」など)とその使い方を丁寧に解説されているのが魅力。
このようなエンジニアのコミュニケーションをわかりやすく解説してある書籍はそこまで多くない。まずは本書を手にとってIT分野の世界をざっくりイメージしていこう。
Web技術が これ1冊でしっかりわかる教科書
本書はWebに関連する技術を図解やイラストでまとめている画期的な良書。Webについて学びたければ必読である。特に、Webエンジニアとして活躍したければ本書は外せない。とりあえずWebに関しては本書1冊さえあれば基本的な知識をカバーできる。
Webを支える技術
本書は先ほど紹介した『Web技術が これ1冊でしっかりわかる教科書』とは違って少し専門用語が多く難しい。よりWebを体系的に学びたい初心者や駆け出しエンジニアにはオススメできる。
個人的には、本書もWebエンジニア必携の1冊に入る。
Python1年生
個人的なPython入門書の完成版。Pythonは公式ドキュメントが非常にわかりにくいので、まずはこちらの書籍を買ってから学ぼう。
Pythonの基本的な文法だけではなく、Pythonを使ったアプリを開発するチュートリアルも掲載されているので初心者がスムーズに独学できるように設計されている。初心者でPythonを学ぶなら、公式ドキュメントよりもまずはこちらの書籍を強くオススメする。
Web API:The Good Parts
本書はAPIを設計する上での重要なマインドセットや具体的なテクニックが満載である。APIを学びたいなら本書さえあれば問題ない。ソースコードや図解、イラストが豊富で学びやすい。
API開発に興味があるなら必ず買うべき良書。
オブジェクト指向でなぜつくるのか
本書はプログラミング初心者が挫折しがちな「オブジェクト指向」を体系的に学べる画期的な良書である。オブジェクト指向の理解を深めたい人や、PythonやJavaなどのオブジェクト指向プログラミング言語を学んでいる人は必ず買うべきだ。
まとめ
今回の記事では、個人の独断と偏見でプログラミング初心者や駆け出しエンジニアが必ず読むべき書籍を10冊紹介した。
- アメリカの中学生が学んでいる 14歳からのプログラミング
- リーダブルコード
- プリンシプル オブ プログラミング
- プログラマーは世界をどう見ているのか
- エンジニア編 IT用語図鑑 開発・Web制作で知っておきたい頻出キーワード 256
- Web技術が これ1冊でしっかりわかる教科書
- Webを支える技術
- Python1年生
- Web API: The Good Parts
- オブジェクト指向でなぜつくるのか
今回の記事がプログラミング関連の書籍を選ぶ際に参考になれば非常に幸いである。
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