ぼくのかんがえるスタートアップのクラウドインフラ環境改善のために必要なこと

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これは何?

私は副業でスタートアップのクラウドインフラ(AWS)環境の改善を担当しており、直近ではのIaC化を中心に行っています。

シリーズ(プレ)Aの資金調達を終えて「サービスの拡大に伴ってインフラ周りもそろそろちゃんと改善していかないといけない(けどインフラエンジニアが社内に居ない…)」状況のスタートアップにおいて、インフラを改善していくにはどのようなことが必要かをまとめました。

スタートアップで「インフラ環境をこれから改善していくぞ!」といったフェーズの組織の方々の参考になれば幸いです。

前提

  • この記事はあくまでも私の考えであり、「これが絶対であり、他のスタートアップもそうすべきだ!」といった意図はありません

  • ここで記載している インフラ というのはAWSなどのクラウドインフラのことを意味しています

  • 以下のような組織がターゲットです

    • インフラ分野においてはまだ正社員のインフラエンジニアがおらず、外部協力者(業務委託/副業者など)が中心で動いている
    • インフラエンジニアを正社員として雇用することができる資本体力がある
  • 書いてあること

    • スタートアップがこれから事業拡大に合わせてインフラ環境をしっかり立ち上げていくために重要そうなこと
  • 書いてないこと

    • (クラウド)インフラ is 何
    • AWSなどの具体的な運用

必要だと思ったこと

正社員のインフラエンジニアを雇う

外部協力者(業務委託/副業者など)の力を借りることは何ら悪いことではないと思います(そのお陰で私は報酬を頂いていますし…)が、それありきで業務を回していく(外部協力者無しではサービスを運用できない)のは事業会社としては不健全であると考えています。

社員としてインフラエンジニア(たとえ専任ではなくとも)を採用することで外部協力者では手の届かない事業へのコミット(社内の調整事含む、インフラ関連の仕事の取りまとめなど)ができる人員を確保することは重要だと思います。

*外部協力者はコミットしていないという意味では決してなく、彼ら(自分含む)は平日昼間に稼働できなかったり、あくまでも期間契約であることから、事業を安定稼働させていくためにはやはり正社員を確保するほうが確実と考えています。

外部協力者には”社員エンジニアで運用できる流れ”を作ってもらう

外部協力者(業務委託/副業者など)は一時的なヘルプであり、それありきな運用スタイルを取ってしまうとシステムの安定稼働は彼らの稼働に左右されてしまいます。もちろん初期はそれでやっていくしか無いと思いますが、事業拡大とともにそれではやっていけなくなる時期が来ると思います(サービスは気軽に落とせなくなってくる一方で外部協力者はいつまで契約が続くか分からないなど)。

そのため、外部協力者には提案や導入は行ってもらうが、運用は社員たちでやっていくような流れを取るのが望ましいと思います。

もちろんさっさとインフラエンジニアを社員として雇用することが重要ですが、そう簡単に物事はうまく行かないため、既存社員でも運用をまわせていける必要があると考えています。

優先度をつける

(スタートアップに限った話ではないですが)理想像を考え始めるとやることが無限に出てくると同時に、「どこから手を付けてよいのかワカラナイ」という状況に陥ると思います。そんな中で重要なことは「インフラの観点で事業を拡大してく上での問題は何であり、その中で特に何が優先度が高いのか」を考えることだと思います。

「すべてが重要でありすべてが緊急である」といった錯覚に陥ったり「そもそも何が問題であるかワカラナイ」となってりまう場合には、外部協力者(業務委託/副業者など)に壁打ちしつつ決めていくと良いと思います。ただしあくまでも最終意思決定には組織の中の人が意思を持って行うべきであり、外部協力者に丸投げすべきではないと思います(結局はすべて組織を運営する人たちに返ってくるため)。

理想像を描きつつもそれに囚われすぎない

特に創業期にインフラエンジニアが居ない組織(居たとしても….)のインフラ状況はシリーズAの頃になるとカオスになっていることが往々にしてあると思います。ロクに管理されないまま本番運用が始まっているリソース(しかも設計が非常に杜撰だったり…)を垣間見ると「理想の全部盛り構成を考えて、全部それに移行したい!」となるかもしれません。

「優先度をつける」と記載したこととも重複しますが、「やるべきことを全部やる」というのはあまり現実的ではない(人員や時間の制限だけではなく、そもそもそれを行うROIが怪しいという意味でも)ので、「本来はこうだけど、今すぐにはできない(人員や時間、既存の運用スタイルが原因)から、こういうステップであるべき姿に向かっていこう」と、段階を踏んだり落とし所をつけてやっていくことが重要だと思います。

またステップを踏んでやっていく中でも色々な都合で方向転換が必要になってくることもあるため、最初に方針を決めて終わりではなく、必要に応じて方針を修正していく必要があると思います。

最後に

ここまで読んでいただいて「ですよね(特に新鮮味のある内容はなかったなぁ)」と感じられた方は多いかと思いますが、銀の弾丸は無いので結局はこの辺を地道にやっていくことが大事なんだなと思います。

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