DatadogのKubernetes State Metrics Coreに関する簡単なまとめ
コレは何?
KubernetesのメトリクスをDatadogに流しているのだが、 一部のメトリクス(kubernetes_state.container.cpu_requested
など)がDatadogで取得できていないため調べたら Kubernetes State Metrics Core
にたどり着いたのでそれに関する簡単なまとめ。
Kubernetes State Metrics Core is 何?
Kubernetes State Metrics Coreによると、
The Kubernetes State Metrics Core check leverages kube-state-metrics version 2+ and includes major performance and tagging improvements compared to the legacy kubernetes_state check.
とのこと。
要はkube-state-metricsのv2.0のことをDatadogでは Kubernetes State Metrics Core
と呼んでいるらしい(とても紛らわしい...)。
私の検証環境ではこの Kubernetes State Metrics Core
がenableになっていなかったため、一部のメトリクスが取得できていないようだった。
kube-state-metrics v2に関しては以下が参考になった。
セットアップ方法
詳細はMonitor kube-state-metrics v2.0 with Datadogや Setupに載っているが、
DataDog/helm-charts 経由で入れる場合には、以下のように設定値をちょこっと変えるだけで対応できる。
基本的にはv1.0系のものと同じメトリクス名でデータが取得できるが一部は名称が変わったりしているらしい。
datadog:
# これでv2.0をenableにできる
kubeStateMetricsCore:
enabled: true
# v1.0はもう不要なのでdisableして良さそう
kubeStateMetricsEnabled: false
以上
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