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VIVE FlowのUnity環境構築してCubeを表示するまで

2021/11/21に公開

先日(2021/11/18)HTCから発売されたVIVE Flowの開発をしようと思いUnityでCubeを表示するところまでやったのでその設定まわりをまとめます

環境

  • Windows10
  • Unity2020.3.21.f1

参考

ほとんど上記の参考ドキュメント通りなので参考程度に

VIVE WAVE SDKの設定

Unityプロジェクトを作成。
Packeges/manifest.jsonを開く

manifest.jsonに下記を追記する。

"scopedRegistries":[
    {
      "name": "VIVE",
      "url": "https://npm-registry.vive.com",
      "scopes": [
          "com.htc.upm"
      ]
    }
  ],

manifest.jsonを保存してWindow/PackageManagerを開く。
PackageManagerでMy Registriesを開く。(My Registriesが表示されない場合はUnityプロジェクトを開きなおしたりすれば開けると思います。)

VIVE Wave XR Pluginをインストールする。

BuildSettingsよりAndroidにSwitchPlatformする。

SwitchPlatformをしたらWaveXRPlayerSettingsConfigDialogが開かれた。
GraphicsAPIとかProjectSettingをVIVEWave端末用にいい感じに設定してくれるのでAcceptAllする。

AndroidSDKだったりJDKだったりの設定があるので必要なバージョンがインストールされていない場合インストールが必要かも。(AndroidStudioのインストールやUnityのPreferencesでパスの指定などは調べればサクサク出てくるのでそちらを)

WaveXRPlayerSettingsConfigDialogは開かれなければProjectSettingsのWaveXRより開ける。

ProjectSettingsのXR Plug-in ManagementでプラットフォームがAndroidになってるのを確認してWaveXRにチェックを入れる。

Scene作成&ビルド

Hierarchyで右クリックXR > Convert Main Camera To XR Rigを選択してXRRigを作成する

Cubeを置いてよい位置に設置する。

Sceneを設定してビルドする。

VIVE Flowの設定

PCがadbコマンドが使えない場合はAndroidStudio adbなどで調べて使えるようにしてから下記を行ってください。

VIVE FlowをケーブルでPCに接続する。コマンドプロンプト(macの場合terminal)でadbコマンドを使ってdevice接続を確認する。

おそらくno devicesになるのでVIVE Flowで設定 > 詳細設定 > 開発者向けオプションよりUSBデバッグをONにする

adb install で上記ビルドして出来たapkファイルをVIVE Flowにインストールする。

見れました

何か間違いや質問があればTwitterで頂ければと。

追記

WaveSDKのEssenceというパッケージをインポートすると設定まわりが楽になるものが結構ありそうです。

コントローラのスマホを表示する

せっかくなのでXRRig削除してWaveRigに切り替えました。

InteractionModeManagerというコンポーネントを追加してInitialStartNaturalHandにチェックを入れるとコントローラのスマホ画面を表示できます

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