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IPA 非機能要件定義

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非機能要求グレードの段階的な利用方法

  1. モデルシステムの選定
  2. 重要項目のレベル決定
  3. 重要項目以外のレベル決定
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モデルシステムの選定の際に、3つのモデルシステムのうち、完全に一致するものを選択するのではなく、開発するシステムに近しいものを選択する。
モデルシステムの選定はあくまで、実際に要求されるグレードとグレード表との調整幅を少なくすることが目的である。

モデルシステムの選定は、全く一致するモデルを選定することではなく、開発す
るシステムに最も近いモデルシステムを選定することによって、グレード表の調整幅を少
なくするという趣旨であることに留意願いたい。

引用元:非機能要求グレード本体(日本語版)、利用ガイド[活用偏]

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選択したモデルシステムと開発するシステムの差を確認するフェーズでは、モデルシステムシートの選択したモデルシステムに記載されている16の特徴と、開発するシステムの非機能要求の概要を比較する。
この段階で開発システムに対するモデルシステムシートに記載されている非機能要求の概要をある程度、決めておく必要がある。

[ステップ 2 選択したモデルシステムと開発するシステムの差を確認]
選択したモデルシステムと開発するシステムの差を確認するステップでは、選択の妥当
性を確認するため、モデルシステムシートの選択したモデルシステムに記載されている 16
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の特徴と、開発するシステムの非機能要求の概要を比較する。また、非機能要求の差を確
認する。この差については、次の段階において調整する。

引用元:非機能要求グレード本体(日本語版)、利用ガイド[活用偏]

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重要項目のレベル決定では、グレード表のモデルシステムに示された選択レベルと洗濯時の条件を参考に、全重要項目について具体的に要求レベルを決定していく

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重要項目以外のレベル決定でも重要項目のレベル決定と同様に、項目一覧を使用して開発するシステムの非機能要求を検討し、検定する。

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一度決めた非機能要求グレードでも、都度見直し、改修が必要である。
非機能要求グレードの項目すべてが、要件定義工程において確認され、決定されることが望ましい。
しかし、検討しても決めることができない要求レベルが存在する場合がある。もし、決められない場合は、決定時期や決定方法などを明確にする必要がある。

一度決めたことでも、その他のメトリクスに影響されて、見直す
必要も生じる。このような繰り返しを行って、全てのメトリクスを決定する。
なお、項目一覧の要求内容は要件定義工程においてすべて確認し決定することが望まし
い。しかし、検討しても要求のレベルを決められないこともある。もし、要求内容が決め
られない場合には、そのメトリクスについては、決定時期や決定方法などを明確にして次
工程に引き継いでおくことが重要である。ただし、決めなかったことによって、コストに
影響することがあるので、注意が必要である

引用元:非機能要求グレード本体(日本語版)、利用ガイド[活用偏]

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非機能要求グレードの段階的な利用方法をまとめる

  1. モデルシステムの選定
    • モデルシステムシートを参考に、モデルシステムを選択する
    • 選択したモデルシステムと開発するシステムの差を確認する
  2. 重要項目のレベル決定
  3. 重要項目以外のレベル決定
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