gitのdefaul branch名をmasterからmainに変更する方法

概要

gitを使用する際にgitのdefault branch名がmasterになっている場合があるかと思います。2020年10月5日からgitのdefault branch名をmainにするように促されているため、default branch名をmasterからmainに変更する方法を紹介します。また、cloud9でdefaul branch名を変更する場合には追加の手順を行う必要があるため、別途、簡易的に紹介します。

使用したgitのバージョン

• windows10
• git: 2.32.0.windows.2

vscodeで変更

vscodeでdefault branch名がmasterになっている場合はgitの管理を始めた段階で以下のようになっています。

このようにmasterと表示されていた場合、default branchがmasterになっています。この場合以下のコマンドでdefault branch名をmasterからmainに変更することができます。({変更前のbranch名}は省略することが可能です。)

$ git branch -m {変更前のbranch名} {変更後のbranch名}

今回の場合であれば、

$ git branch -m master main

を実行することで以下のように、default branch名がmasterからmainに変更されます。

cloud9での変更

cloud9でdefaultブランチ名を変更する場合は、上記のコマンドを実行する前にaddとcommitをすることで、default branch名を変更することができます。先にaddとcommitをせずに上記のbranch名を変更するコマンドを実行すると以下のようなエラーが表示されるため注意してください。