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【実践ガイド】最新スタックで作るサーバーレスAPI環境構築 - 10分で完了!

2025/01/06に公開

はじめに

今日のWeb開発の世界では、堅牢でスケーラブルなバックエンドAPIサービスを素早くデプロイする能力が、これまで以上に重要になっています。このガイドでは、最新のテックスタック(Cloudflare Pages、D1データベース、Next.js、Drizzle ORM)を使用して、パワフルなバックエンドAPIサービスを構築するプロセスを紹介します。

経験豊富な開発者でワークフローを効率化したい人も、モダンなWeb開発に挑戦したい初心者も、このチュートリアルを通じて、数分で実用的なバックエンドAPIサービスを作成する方法を学べます。

この記事のソースコードは全て僕のGitHubで公開してるので、クローンして使ってみてください。

Apidog - API開発を効率化する次世代テストツール

Apidogは、APIドキュメントの作成、テスト、モックデータの生成まで、API開発に必要な全ての機能を1つのプラットフォームで実現。
CloudflareやNext.jsなどの最新スタックとの相性抜群で、直感的なUIで簡単操作。チーム開発時のAPI設計・テスト工程を大幅に効率化し、リアルタイムでの共同編集も可能。
さらに、OpenAPI(Swagger)形式でのインポート/エクスポートにも対応し、既存プロジェクトとのシームレスな統合を実現。API開発のワークフローを革新する、開発者のための必須ツールです。

なぜこの技術スタックを選ぶのですか?

実装に入る前に、なぜこの技術の組み合わせがそんなに強力なのか見てみよう:

  1. Cloudflare Pages: シームレスなデプロイとグローバルCDN配信を提供

  2. D1データベース: CloudflareのサーバーレスSQLデータベースで、エコシステムと完璧に統合

  3. Next.js: フロントエンドとバックエンド開発の両方で優れたReactフレームワーク

  4. Drizzle ORM: D1と相性抜群の軽量で型安全なORM

このスタックは強力な機能を提供するだけでなく、開発とデプロイのプロセスも大幅に簡略化できるんだ。

前提条件

フルスタックアプリケーションの構築を始める前に、開発環境を整えよう。必要なツールとアカウントは:

  1. Cloudflareアカウント: まだ持ってない人は、Cloudflareで無料アカウントを作成してね
  2. Node.js >=v20.11.0
  3. pnpm >=v8.15.4

これらのツールを準備したら、CloudflareのコマンドラインツールであるWrangler CLIをインストールする必要があります。

npm install -g wrangler

インストール後、以下のコマンドでCloudflareアカウントにログインしてください:

wrangler login

このコマンドでブラウザが開いて、Cloudflareの認証プロセスが始まります。

これで開発環境のセットアップは完了!次のステップでは、事前設定済みのプロジェクトを使って開発を進めていくよ。プロジェクトをクローンして、開発を始めましょう!

プロジェクトのクローン

"daniel-nextjs-d1-drizzle-cloudflare"のプロジェクトを使います。まずは「Fork」をクリックして、自分のリポジトリにプロジェクトを作成してください。

READMEの手順に従って、プロジェクトを設定してCloudflareにデプロイします。

手順:

  1. GitHubリポジトリに移動
  2. 上部の緑色の「Code」ボタンをクリック
  3. 自分が好きな方法でコードをローカルにクローン(私は「Download ZIP」を選んで、直接ZIPファイルをダウンロードしました)
  4. ZIPファイルを解凍した後、そのコードをVSCodeにインポート
  5. READMEのデプロイ手順に従ってCloudflareでプロジェクトを設定

このプロジェクトは、Next.js、D1データベース、Drizzle ORMに必要な設定が全て済んでいるので、フルスタックアプリケーションの開発がスムーズに始められます。初期設定の手間が大幅に省けるんです。

APIのデバッグ

デプロイ後、APIデバッグツールを使ってサービスが正常に動作しているかテストします。今回は、Apidogを使ってAPIドキュメントの作成とデバッグを行います。

  1. Cloudflare PagesのアドレスをAPIサービスリクエストのBase URLとして追加

  1. グローバルAPIエンドポイントの認証(Auth)を設定

注: middleware.ts には、必要なトークンが含まれています。

  1. データベースにデータを挿入するための顧客作成エンドポイントをテスト
    3.1 APIエンドポイントのリクエストパラメータを定義
    3.2 モックデータを使用してリクエストパラメータを自動生成

  1. データが正常にデータベースに挿入されたか確認

FAQ

Q1: Cloudflare Pagesにデプロイ後、APIにアクセスできない場合はどうすればいいですか?
A: 以下の点を確認してください:

1.Cloudflareへの正常なログイン:wrangler loginでログイン状態を確認
2.Base URLの設定ApidogでBase URLがCloudflare Pagesのアドレスと一致しているか確認
3.認証設定:グローバルAPIエンドポイントの認証(Auth)が正しく設定されているか確認

Q2: データベースにテストデータを入れる最も簡単な方法は?
A: Apidogを使用する方法が最も簡単です:

1.顧客作成エンドポイントでリクエストパラメータを定義
2.モックデータを使って自動的にリクエストパラメータを生成
3.APIリクエストを実行してデータが正常に挿入されたか確認

Q3: このプロジェクトコードを使う際の最低限必要なバージョン要件は?
A: 以下のバージョンが必要です:

  1. Node.js: v20.11.0以上
  2. pnpm: v8.15.4以上

これらのバージョン要件を満たしていないと、プロジェクトが正常に動作しない可能性があります。

まとめ

おめでとう!Cloudflare Pages、D1データベース、Next.js、Drizzle ORMを使用して、パワフルなバックエンドAPIサービスの構築とデプロイが完了しました。このスタックは、Web開発のニーズに対して堅牢で、スケーラブルで、メンテナンスしやすいソリューションを提供します。

アプリケーションの開発を進める際は、最高のパフォーマンスを得るためにCloudflareのグローバルCDNを活用し、適切なキャッシュ戦略を実装し、効率的なデータベース操作のためにDrizzle ORMの機能を使いこなしていってください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
この記事を読んで少しでも理解を深めていただければ幸いです!

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