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mdxのオブジェクトストレージを使用する(Cyberduckの利用)

2024/07/06に公開

概要

mdxのオブジェクトストレージを使用する機会がありましたので、備忘録です。

https://mdx.jp/

料金

2024年度の料金は以下のようになっています。

https://mdx.jp/guide/charge

1GBあたり、0.01ポイント(円)/日となっており、おおよそ1GBあたり、0.3円/月となっています。

申請方法 & s3cmdを用いた使い方

以下の公式チュートリアル動画が参考になりました。

https://www.youtube.com/watch?v=IN_4NS9hO2Y

Cyberduckを使う

上記の動画ではコマンドラインツールによるファイル操作方法が紹介されています。

ここでは、Cyberduckを使用して、GUIを使ってファイル操作を行います。

AWS S3に対するCyberduckの操作方法を以下の記事で紹介しています。以下の方法を参考に、mdxのオブジェクトストレージに接続してみます。

https://zenn.dev/nakamura196/articles/d8ab41eee8dac9

接続設定

「新規接続」から接続設定を行います。

「Amazon S3」を選択して、サーバに「s3ds.mdx.jp」を入力します。

そして、発行された「アクセスキーID」および「シークレットアクセスキー」を入力します。

バケットの作成

右クリック > 「新規フォルダ」でバケットを作成できます。

ファイルのアップロード

以下のいらすとやさんの画像を使用します。

https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgNuMuIaXnIW5QJXkLiV1ojUeUiIwNQF1O0lp2LgG2LGJUbIU8j4bFAyLyKq3BiYp53p0Yc8AtMsEykJAQgEx4SJyFvKY4OyNeDBFopPb4lnV7_wtZNkr91qwj6-m-8s-sl1aadYMhrpuoI/s800/baby_asia_boy.png

「satoru196」フォルダにドラッグ&ドロップでアップロードすることができます。

上述した公式チュートリアルでも言及されていますが、このままでは以下のURLにアクセスしても、表示ができません。

https://s3ds.mdx.jp/satoru196/baby_asia_boy.png

以下のようなエラーコードが表示されます。

<Error>
<script/>
<Code>AccessDenied</Code>
<Message>Access Denied</Message>
<RequestId>...</RequestId>
<HostId>00000000000000000</HostId>
</Error>

ACLの変更

ファイルを右クリックして、「情報」をクリックします。

以下のように、Everyoneを選択して、

READ権限を付与します。

この結果、以下のURLから画像を閲覧することができます。

https://s3ds.mdx.jp/satoru196/baby_asia_boy.png

まとめ

mdxのオブジェクトストレージを活用することで、様々な用途がありますが、例えばメディアを安価に公開することができそうです。特に、デジタルアーカイブにおけるメディアの公開元として、有力なインフラになり得るかと思います。

mdxのs3互換のオブジェクトストレージの利用にあたり、参考になりましたら幸いです。

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