🐷

Archivematicaのtransferにおいて、processing_configを使う

2024/11/19に公開

概要

Archivematicaのtransferにおいて、processing_configの使用方法について説明します。

背景

Archivematicaのtransferにおいて、processing_configを選択することができます。以下では、「automated」「default」「mdx」の3つから選択できることがわかります。

これは、「Administration」メニューにおける「Processing configuration」において設定することができます。

例えば以下は、mdx.jpのs3互換ストレージとやりとりすることを前提とした設定例です。

以下のように、「Store AIP location」に対象ストレージを選択することで、このprocessing configurationを選択した際には、当該ストレージにAIPが保存されることになります。

APIからの利用

APIからもこの設定を利用することができます。

以下のBETA版として提供されているものになりますが、/api/v2beta/packageを利用することができます。

https://www.archivematica.org/en/docs/archivematica-1.16/dev-manual/api/api-reference-archivematica/#package

processing_configオプションを設定することで、APIからの利用においても、入力データごとに、AIPやDIPの出力フォルダを変更することができます。

まとめ

Archivematicaの利用にあたり、参考になりましたら幸いです。

Discussion