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Omeka Sのユーザ権限と非公開リソースへのアクセス

2023/03/17に公開

概要

Omeka Sにおいて、非公開リソースに対する閲覧権限を持つユーザを作成する必要がありましたので、その備忘録です。

Omeka Sのユーザ権限

Omeka Sでは複数のユーザ権限が用意されています。具体的には、以下のページで紹介されています。

https://omeka.org/s/docs/user-manual/admin/users/#users

以下、日本語訳をまとめましたので、参考になりましたら幸いです。

英語 日本語
Global Administrator full installation privileges. グローバル管理者 完全なインストール権限
Supervisor robust site and content privileges. Supervisor 堅牢なサイトおよびコンテンツ権限
Editor (Content Expert) full privileges for content creation. 編集者 コンテンツ制作のための完全な権限
Reviewer robust content privileges but can only delete own content. レビュアー 強力なコンテンツ権限を持っているが、自分のコンテンツを削除することしかできない。
Author create own content. 著者 自分のコンテンツを作成することができます。
Researcher search and read privileges only. 研究者 検索と読み込みの権限のみ

非公開リソースへのアクセス: View Private Resourcesモジュール

上記の表において、Researcher(研究者)は検索と読み込みの権限しか持たないため、非公開リソースのレビュー等を依頼する際に使用し得る権限の一つです。(加えて、Guestモジュール等を使用することで、権限を追加することもできます。)

しかしデフォルト設定では、Author(著者)およびResearcher(研究者)は非公開リソースへのアクセス権限を持っていません。

上記の課題に対して、以下のモジュールを使用することにより、Author(著者)およびResearcher(研究者)に非公開リソースへのアクセスを許可することができました。

https://github.com/omeka-s-modules/ViewPrivateResources

まとめ

Omeka Sのユーザ権限の設定に関して、本記事が参考になりましたら幸いです。

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