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URLの引数で指定したIIIFマニフェストに対して、Mirador 3のannotationsプラグインを試す
概要
URLの引数で指定したIIIFマニフェストに対して、Mirador 3のannotationsプラグインを試すことができるデモページを用意しました。
https://mirador-annotations.vercel.app/
iiif-content
またはmanifest
引数を使用することで、指定したIIIFマニフェストを対象にすることができます。
本記事は、このデモページの作成に関する備忘録です。
背景
Mirador 3向けのアノテーション付与プラグインとして、mirador-annotations
があります。
以下の記事で使い方の例を紹介しています。
そして、以下のデモページがすでに用意されていますが、URLの引数にIIIFマニフェストファイルを指定する機能は提供されていません。
https://mirador-annotations.netlify.app/
フォークと修正
URLの引数にIIIFマニフェストファイルを指定する機能の追加にあたり、上記のリポジトリをクローンしました。
そして、以下の修正を加えました。
特に、以下の修正を加えています。
demo/src/index.js
...
var params = new URL(document.location).searchParams;
var manifest = params.get('iiif-content') || params.get('manifest') || 'https://iiif.harvardartmuseums.org/manifests/object/299843'
var windows = [];
if (manifest) {
windows.push({ manifestId: manifest });
}
...
これは、以下の実装を参考にしています。iiif-content
またはmanifest
引数でIIIFマニフェストファイルを参照するようでした。
Vercelへのデプロイ設定
フォークしたリポジトリのソースコードをビルドした結果を、Vercelにデプロイしています。
デプロイにあたり、以下のような修正を加えました。
Output Directory
、Install Command
およびNode.jsのVersionを16.x
に変更しています。
まとめ
Mirador 3の利用にあたり、参考になりましたら幸いです。
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