✨
Omeka SのREST APIとやりとりするためのPythonパッケージ
概要
Omeka SのREST APIをPythonから操作可能なパッケージが開発されています。
さらに、上記のリポジトリをベースとして、いくつかの機能追加を行なったリポジトリを作成しています。
本稿では、このリポジトリについて紹介します。
使い方
以下のページを参考にしてください。
本リポジトリはnbdevを用いて開発されており、パッケージの開発とドキュメンテーションを並行して行うことができ、便利な仕組みだと感じました。
追加開発した機能
IIIF画像URLの登録機能
Omeka SではIIIF画像URLの登録機能がありますが、本モジュールではこの登録機能が未実装でした。以下のように、IIIF画像URLの登録を行うメソッドを追加しました。
アイテムセットの追加機能
本モジュールではアイテムセットの登録機能が未実装でした。以下のように、アイテムセットの登録を行うメソッドを追加しました。
まとめ
今後追加開発していく機能については、いずれ本家のリポジトリに統合できればと考えています。
また今回開発した機能の使用例について、別の記事で紹介したいと思います。
具体的には、IIIFマニフェストファイルを入力データとして、そこに含まれる画像データを本モジュールを用いてOmeka Sに機械的に登録し、さらにScriptoを用いることで、それらの画像データに対する翻刻環境を作成する、といったことが可能になります。
Discussion