Omeka Sを用いて、IIIF Presentation API v3のマニフェストファイルを作成する
概要
IIIF Presentation API v3のマニフェストファイルを作成する必要がありましたので、Omeka Sを用いて作成する方法について紹介します。
Omeka SとIIIF Serverモジュールのインストール
以下などを参考にインストールしてください。
Omeka Sでのアイテム作成
今回は国立国会図書館で公開されている、以下の画像を対象にします。
https://dl.ndl.go.jp/api/iiif/2585098/R0000003/full/full/0/default.jpg
アイテムの新規作成を行い、適当なタイトルを与えます。
次に、「メディア」タブを選択して、続けて、画面右のメニューで「URL」を選択します。そして、「URL」に画像のURLを入力します。
そして、画面右上の「追加」ボタンをクリックして、アイテムを登録します。
IIIFマニフェスト
今回は、https://omekas.aws.ldas.jp/omeka4/
というサイトに対してアイテムを作成し、Omekaの内部IDとして19
が与えられました。
v2
このとき、以下のURLでIIIF Presentation API v2のマニフェストファイルにアクセスできます。
https://omekas.aws.ldas.jp/omeka4/iiif/19/manifest
またはAPIのバージョン/2
を追加して、以下のURLでもアクセスできます。
https://omekas.aws.ldas.jp/omeka4/iiif/2/19/manifest
v3
上記の/2
となっている箇所を/3
に変更することで、IIIF Presentation API v3のマニフェストファイルにアクセスできます。
https://omekas.aws.ldas.jp/omeka4/iiif/3/19/manifest
または、IIIF Serverモジュールの設定画面において、デフォルトのバージョンを3
に変更することで、バージョンを指定しない場合に、v3のマニフェストファイルが生成されます。
まとめ
IIIF Presentation API v3(および Image API v3)の生成において、参考になりました幸いです。
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