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Mirador 3の mirador-annotations プラグイン向けに、Firestore用のアダプタを開発しました。
概要
Mirador 3の mirador-annotations プラグイン向けに、Firestore用のアダプタを開発したので備忘録です。以下でお試しいただけます。
背景
Mirador 3の mirador-annotations プラグインは、デフォルトではローカルストレージにアノテーションが保存されます。
一方、以下の記事で紹介したように、アダプタを変更することで、ローカルストレージではない場所にアノテーションを保存することもできます。
そこで、今回はGoogleのFirestoreに保存するためのアダプタを開発しました。
使い方
ユーザごとにアノテーションを保存できる仕組みとしました。
そのため、まず以下のボタンから、ログインを行います。
ログイン後、自分が付与したアノテーションが表示されます。
アノテーションの登録方法に違いはありません。
ログアウトすると、アノテーションが非表示となります。
リポジトリ
ソースコードは以下で公開しています。
特に、以下が今回開発したアダプタです。
また、以下がログインを行うためのボタンです。
開発される際には、.env.example
を参考に、FirebaseのAPIキーなどを.env
に記入します。
まとめ
本アプリを使用することで、ユーザごとに、IIIF画像に対するアノテーションを簡単に管理できるようになると思います。
なお、冒頭でご紹介した本アプリのデモ環境に登録されたデータは任意のタイミングで削除する可能性があるのでご注意ください。
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