【Omeka S】IIIF対応の複数ビューアを設置する「IIIF Viewers」モジュールの使い方
概要
Omeka SにIIIF マニフェスト URI のアイコンとビューアを表示するためのモジュール「IIIF Viewers」を開発・公開しています。本モジュールの開発にあたっては、国文学研究資料館にご協力いただきました。
以下、本モジュールの使い方について説明します。
インストール
Omeka Sにおける標準的な方法でインストール可能です。
具体的には、まず以下の「Releases」欄のリンクをクリックします。
次に、以下のリンクをクリックすることで、zipファイルをダウンロードできます。ダウンロードしたファイルを展開して、インストール済みのOmeka Sの「modules」フォルダに展開したフォルダ「IiifViewers」を配置してください。
本記事執筆時点では、以下のURLで最新版をダウンロードすることができます。
https://github.com/omeka-j/Omeka-S-module-IiifViewers/releases/download/0.0.5/IiifViewers.zip
使い方
インストール後、以下の設定画面に遷移します。本モジュールで使用する各種IIIF対応ビューアへのリンクを指定することができます。(デフォルト設定のままでも問題ありません。)
また、画面左部の「モジュール > IIIF Viewers」のリンクをクリックすることで、各ビューアのアイコンを指定することができます。
カスタマイズ例
たとえば、「TIFY」を設定している箇所について、神崎正英氏が開発されている「Image Annotator」に変更してみます。
まず以下の画面から、ロゴを変更します。
次に、モジュールの一覧画面から、以下の「設定」ボタンを選択します。
そして、「TIFY」のURLの値を以下に変更します。
http://www.kanzaki.com/works/2016/pub/image-annotator?u=
結果、以下のように追加したアイコンが表示され、アイコンをクリックすると、Image Annotatorで画像を閲覧することができます。
まとめ
今後、任意の数のIIIF対応ビューアを設定できるように修正したいと思います。
新機能やバグ修正のご要望などございましたらお知らせください。またプルリクエストも歓迎いたします。
ご活用いただけますと幸いです。
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