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GitHubとZenHubを使ってガントチャートでプロジェクト管理を実施するための手順

2022/02/10に公開
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前提

この記事は、チームで働く際のプロジェクト管理方法をより良くするためのTipsです。

こんなチーム/人にオススメ

  • タスク管理をKanbanで行っているけど、スケジュールの全体が見えなくて困っている
  • プロダクト開発のソース管理をGitで行っている
  • タスク管理もGitのIssueとかで管理している
  • プロジェクト管理のために、色々なツールを使うのがめんどくさい

上記のどれかに当てはまれば、GithubとZenHubのプロジェクト管理がおススメです。

できること

ZenHubとGithubを連携させることで

  • ガントチャートでのスケジュール管理
  • GithubのIssue(タスク)とガントチャートを紐づけて管理することで、超絶便利なプロジェクト管理ツールが作れちゃいます

今回の内容では割愛しますが、スプリント管理や進捗レポートの出力などもできたりします

導入方法

Githubのプロジェクトがある前提の場合、Google Chromeの拡張機能をインストールすれば導入は完了です。赤子の手をひねるぐらい簡単ですね。
Chromeの場合は以下のリンクから拡張機能をインストールするだけです。

拡張機能のリンク

インストール完了後に、レポジトリを確認すると↓のようにZenhubのタブが出現していれば、導入は完了です!

サンプルイメージ

ロードマップの画面イメージはこんな感じ。ガントチャートで管理できるので、全体的なスケジュール進捗の確認ができます。

続いてボードの画面イメージ。通常のGitHub Projectでも利用できるカンバンとそんなに変わらないですね。

使い方

カンバンで管理しているタスクとガントチャートを連携させる際の基本的な考え方としては、
下記の3つの考え方さえ理解できていれば大丈夫です。

  • Project(プロジェクト)
    • EPICのカタマリ。 大きな目標 例: 〇〇機能のリリースみたいな
  • EPIC(エピック)
    • GitHubのIssue(タスク)のカタマリ(2~6週間ぐらいで管理するのが良いらしい)
  • Issue(イシュー/タスク)
    • GitHubのIssue。管理する場合はココがタスクになる

以下のサンプルイメージの場合、黒枠内がProjectで黄色枠内がEPICです。各EPICの詳細画面からIssueの詳細は確認ができます。

各EPICから詳細画面でイシュー/タスクを確認する画面はこんな感じ
黄色枠内が、このEPICに連携しているIssue達です。親子階層で管理ができるので楽ですね。

より詳しい使い方については、ZenhubがYoutubeでマニュアルを公開しているので、それを見れば理解できると思います。(英語ですが、画面見てればなんとなく分かると思う。)

ZenhubのYoutubeチャンネル

料金

無料期間が2週間あるので、その間にチームとして浸透しそうかを確認してみると良いと思います。Publicのレポジトリを利用する場合は無料公開されていますが、まぁ現実的にはGROWTHプランになるかと思います。

Zenhubの料金ページ

まとめ

プロジェクト管理ツールとして、AsanaやNotion、Redmineなど色々試しましたが今のところ一番お気に入りです。GitのIssueと連携できるのが神。
やっぱりカンバンだけだと全体のスケジュール感が見えないので、ガントチャートがあると助かるんですよね。
あと、ごく稀に挙動が安定しないことがありますが、その際はリロードすると基本的に問題ないです。
是非、お試しください~~

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