スクラムフェス神奈川2025春の陣 ふりかえり
スクラムフェス神奈川2025春の陣、堪能してきました
昨年は、宿泊型カンファレンスという立付けにビビってたじろぎ、気がついたら終わってました。来年こそはと思いつつも今年もモジモジしてたら、もうそろそろ売り切れちゃいそうだったので慌ててポチりました。
はいそうです、わたしはとても腰が重い、めんどくさがりのビビリ屋なのです。
この記事も、もうちょっと整理してから、と逃げ腰になっていたのですが、オリャッと書いちゃうことにしました。まとまりゼロ、勢いのみ、ガクブルのまま書きます。
イベント全体に流れる「いい感じの、何か」
イベント全体で、いろんなバズワードが有ったように思います。
わたし個人としては以下でした。
- 仲間、コミュニティ
- 仮面
- 接続感(これはバズったわけじゃない、わたしが個人で感じただけ、あとで書く)
びばさんのキーノート
自分を掘って掘って掘り下げまくって、それで出てきたものがショックなものだったとして、
自覚しているアイデンティティと振る舞いとのズレは、本人にしか分からない辛みとわかりつつも、やってきた実績は嘘をつかない。成し遂げたことは事実で、そこに救いがあり、そのことを次へと繋いでいく、みたいに解釈しました。
アントニオ猪木も「行けばわかるさ」と言っていますし。(ちがうかも)
この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。
危ぶめば道はなし。 踏み出せばその一足が道となる。
迷わず行けよ。 行けばわかるさ。
実は、妙に淡々と冷静に聴いていました。
共感力はある方だと思うし、寄生獣を立ち読みしながら泣いたこともあるくらいなのですが、びばさんの、あまりの自己開示っぷりとそこからくる話の凄みに圧倒されてしまったからだと思います。
Special Session
Startup in Agile の皆さんによる、じゃがさん愛とコミュニティ愛を感じるセッションで、ずっとにこにこしながら聴いていました。
内容もドンピシャで、ちょうど私自身がここ半年くらい社内コミュニティについて悩んだり消耗していたこともあり、コミュニティの大きさは違えど、勝手に「わたしがただただ勇気をもらえる、たいへんありがたいオレ得話じゃないか!!」と思いながら聴いていました。
実は、直近行われたScrum Masters Night! のOSTでも、わたしは社内コミュニティについて相談しており、「まずは、熱のある3人を集めてみなよ」と背中を押されたばかりでした。わたしが解釈したのは、コミュニティに人を誘うのではなく、熱のある人たちが集まった場所こそがコミュニティなのだ、ということでした。今までひとりだけで決めてたことを、「これ、いいんじゃない?」的に言ってもらえるだけでこんなに勇気が湧くものなのか、と実感していたところでした。
森雄哉さんとAkiさんと原田さん
ほんとたまたま、偶然、↑に書いた通り、熱のある3人で森さんのRSGT2025登壇動画を見る会を企画したら、7人くらい集まってくれてとても嬉しかった!とXに書いたら、まさかの森さんご本人から反応いただけてうひょー!と思っていたら、小田原に森さんの霊圧を感じるではないですか。懇親会で勇気を出して会話させてもらいました。便乗して今まさにやろうとしてる仕事の話しとかもちょっとだけ相談したりして、これまたオレ得な瞬間でした。
そばにいらしたAkiさん原田さんからは「呼んでくれたら行きますよ!講演やりますよ!」と言っていただけましたがAkiさんの「でもその後実際に呼んでくれる人、なかなかいないんだよね」と言われ、自分の未熟さやビビリを恥じたりしました。
OST
OSTに出したテーマは、「みんなで褒め合って優勝したい」でした。
いやもうホントに心の底からそう思ってたので出したのですが、結局わたしをとっても褒めていただけてなんだか得した気持ちになりました。最後の方はほとんどコウペンちゃんみたいになってましたがw。
アンカンファレンス
多少の笑い、楽しさ、瞬発力、勢い、を感じられるLTが自分の好みなんだな、と再認識しました。
笑い、楽しさ、瞬発力、勢いを感じるって、自分との「接続感」の強さなのかもな、と思いました。
この2日間、賞味24時間弱、様々な背景を持った人たちが共時体験し、それをほぼその場で次々に反応して言語化し、また自分自身に再度取り込んでいく、という個々の物語どうしの接続と流れ(この使い方は間違ってるかもだけど)が有ったような気がしました。
この「接続感」、イベント中はキーワードの引用という形でしばしば発現していた現象だったと思いました。
笑いにせよ涙にせよ、人の感情が動くということは、文脈を共有しているからこそ、つまり相互接続感があるからこそ、だと思うのですが。(ちがうかも)
あと、「文脈を共有してない状態で見ても意味が伝わりきらないスライドだから公開しない予定」的なことを仰った方もいらして、ああそうか、この参加者全員で巨大なモブワークをやっていたようなものなのかも、とか思ったり。(ちがうかも)
Day2のランチ
Xには↑な感じでちょろっとだけ書いたのですが、これはしゅういちろうさんとひらったーさんと、海鮮ランチを食べたときの出来事で。
ぼんやりと会場から出たわたしをランチに誘っていただき大変ありがたかったです。ふたりとも人格者すぎるのですよ。そして、ふたりともほんと褒め上手聞き上手すぎるので、わたしも昨日見聞きしたことや感想だったり、自分の今の状況だったりをお話しすることができました。
そのなかで、「昨晩2次会で伺った話ですが、イベント参加者全員で、イベント後すぐ貸し会議室でふりかえりやってるらしいっす、すごいっすよね」とかボソッと話したところ、「うわーそれいいっすねーうちでもやろう!ひらったー会議室押さえて!あとはオレなんとかするから!」「はい!押さえます!」みたいなのが目の前でババババッって進んだり。そのスピード感すげぇ!と圧倒されてたら「いいヒントありがとうございます!」なんて感謝されて。いやー酒の席で聞いた話しをしただけなんだけどいいのかななんて思ったり。あ、もしかしてこれがOSTの蝶の役割か、なんて今更腹落ちしたりしてしまいました。(ちがうかも)
「よしやるぞ!」なんてお話しされてるおふたりを見てたら、takeを期待しないgiveという意味ではこれも恩送り?とか、これも灯すってこと?なんて思ったりしたのでした。(ちがうかも)(でも優勝)
考えたこと
自分は本来めんどくさがり屋のビビリ屋で、気が短くて集中力もないです。
ちょっと前に教えてもらった、DeNAの南場さんの動画で、面白がり力のお話しがあって。
ゲボ吐きそうなくらいの大変な現場でも、なぜか楽しく過ごせたところがあって。
逆に、できる人にはたぶん簡単なことなんだろうけど、わたしには全くどうにもならない課せられたミッションと自分の気持ちに乖離が有って苦しんだ時期もあって。
何がちがうんだろうね、と思ったんですが、やっぱり周囲の人たち(仲間、コミュニティ)だったのかもしれないです。
そんな条件の揃った時、いわゆる次元大介のいう「さーて、面白くなってきやがった」モードになれたのかも知れない、とつい最近少しだけ思うようになったりしました。
あとわたし、仮面がすき、というか、マスクが好きなんですよね。マスクマン。プロレスラー。
あとどこか、そのマスクをかぶると強くなったりやさしくなったりするのも好き。
でも、自分にないものは出せない。持ってるものを強調して出しやすくする、みたいな感じ。
別のinterfaceが提供されただけで、その裏側のclassにはその属性はちゃんとある、みたいに考えてました。(ちがうかも)
余談
帰りの小田原駅でひとりになった時、ちょうど新幹線が来そうなのでチケット買おうとしたら、スマートEXってなに?え?えきねっととは違うの?あわわわ、みたいな感じで結局乗れそうな新幹線に間に合わず、次の新幹線が来るまで吹きさらしの新幹線小田原駅ホームで凍えていたのですが、ようやく「寒いサムイSAMUI」以外の思考が動くようになった帰りの新幹線で、この記事に書いたようなことを、ぼんやり考えていたのでした。(いやしかし、ホントにまとまりがないなぁ。)
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