VirtualBox で Ubuntu の開発環境を整える
はじめに
今回、開発用に使ってた VirtualBox の Ubuntu を破壊してしまったので、改めて手順などを備忘のためまとめておきます。
※ バージョンは 24.04.2 です。
仮想マシンの作成
キモとなるところだけ記載しておきます。
- メインメモリー: 12288 MB
- プロセッサー数: 3 CPU
- EFI を有効化: ON
- 仮想ハードディスクを作成する: ON
- ハードディスクファイルのサイズ: 80.00 GB
- ハードディスクのファイルタイプと種類: VDI (VirtualBox Disk Image)
- 全サイズの事前割当て: ON
メモリー、プロセッサー数などは元 PC のスペックによって変わります。
設定
セットアップの前に、先に仮想マシンの設定を追加しておきます。
(後からやろうとするとうまく起動できなかったり)
- 一般
- 高度
- クリップボードの共有: 双方向
- ドラッグ & ドロップ: 双方向
- 高度
- システム
- マザーボード
- チップセット: ICH9
- TPM: v2.0
- ハードウェアクロックを UTC に: OFF
- アクセラレーション
- 準仮想化インターフェース: Hyper-V
- マザーボード
- ディスプレイ
- スクリーン
- ビデオメモリー: 128 MB
- 3Dアクセラレーションを有効化: ON
- リモートディスプレイ
- サーバーを有効化: ON
- Security Method: RDP
- サーバーを有効化: ON
- スクリーン
- オーディオ
- オーディオを有効化: OFF
- 共有フォルダ
- 自動マウント: ON
セットアップ
パッケージの更新
$ sudo apt -y update && sudo apt -y upgrade
お約束のやつ。とりあえずね。
Guest Additions のインストール
ファイル共有やらリモート接続やらを有効にしたいので、これも済ませておきます。
『デバイス → Guest Additions CD イメージの挿入』で仮想マシンにイメージを突っ込みます。
仮想マシン内でディスクを開いて、『Run Software』でインストールします。
※ bzip2 と tar が足りなければ apt でインストールします。
Edge のインストール
ブラウザから Edge をインストールします。
最初のブラウザは何でもいいので、FireFox 内で調べてインストールします。
普段使いしてる Edge を選んでいますが、Chrome でも全然 OK です。
※ Linux でも Edge が使えちゃいます。
VSCode のインストール
ブラウザから VSCode をインストールします。
VSCode Insiders でも OK なので、好きな方を入れます。
※ ちなみに VSCode の歯車からのアップデートはうまくいかないので、以降の更新は apt でやります。
Docker, Docker Compose のインストール
Docker Docs を参考に Docker と Docker Compose をインストールします。
実行時は滞りなくインストールできました。
ちなみに、Docker のみなら sudo apt -y install docker.io
だけでもいけそうですが、Docker Compose まではうまくインストールできなかったので、今回はパス。
併せて Docker Docs を参考に、sudo 無しで Docker コマンドを打てるようにもしておきます。
AWS CLI のインストール
AWS CLI の最新バージョンのインストールまたは更新 を参考に AWS CLI をインストールします。
インストール後は IAM を設定しておきます。
$ aws configure
その他ツールのインストール
下記で必要なものをインストールします。
- vim
- xclip: クリップボードにコピーする用
終わりに
今まで設定に苦労していたイメージがありましたが、まとめてみると意外と簡単だなと思いました。
これでいつでも環境を壊せそうです!
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