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JANOG55 NETCON Level1-6 問題解説
問題文
あなたは新入社員で研修として簡単なネットワークを構築して勉強をしようと思いました。
しかしSV-01からSV-02に対してPingが通りません。
Pingが通るように設定を修正しましょう。
達成条件
SV01とSV02の間でPingが通ること
SV01とSV02のtracerouteの結果が以下のようになること
SV-01:~# traceroute 192.168.20.1
traceroute to 192.168.20.1 (192.168.20.1), 30 hops max, 46 byte packets
1 192.168.10.254 (192.168.10.254) 0.005 ms 0.074 ms 0.004 ms
2 10.0.0.2 (10.0.0.2) 0.004 ms 0.007 ms 0.003 ms
3 192.168.20.1 (192.168.20.1) 0.002 ms 0.008 ms 0.003 ms
制約
特になし
解説
今回の問題は、Junosではスタテックルートの設定の際にPrefixを明示的に指定しないと/32になってしまうということを利用した問題です。
新入社員はPrefixを指定せずにスタティックルートの設定をしてしまい以下のような設定が入っていました。
routing-options {
static {
route 192.168.20.0/32 next-hop 10.0.0.2;
}
}
なので、RT-01のスタティックルートのPrefixを/32から/24へ以下のような手順で修正してください。
root@RT01# delete routing-options static route 192.168.20.0/32 next-hop 10.0.0.2
root@RT01# set routing-options static route 192.168.20.0/24 next-hop 10.0.0.2
以上の設定変更によりSV-01とSV-02の間でPingが通るようになり、達成条件を満たすことができます。
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