Raycast Q&A #1を要約してみる
初めに
Raycastが2023/06/29に初のQ&A動画を投稿した。
今回はQ&A要旨を紹介する。
なおCEOのThomas Paul Mann
さんとDXエンジニアのPedro Duarte
さんが登場している。
Q1:Other platforms
質問: Windowsはいつ出ますか?
答え:予定はない。今年は絶対出ない。
補足:RaycastはOSと深く統合することで素晴らしいパフォーマンスを出している。
(Mac OSに最適化している)他のプラットフォームでも同様のことは必要になるのでフルスクラッチで書く必要が出てくると想定している。
Q2:AI
質問:GPT4の対応はいつになるのか?
答え:可能な限り早く対応したい。
補足:GPT4はbeta版で投入したがとてつもなく高すぎたのでやめている。Raycast AIは、GPT3.5 turbo版を使用している。
現在復活できるよう取り組んでいる。
最終的にはどのモデルかを使っているかを意識させずに使えるようにしたい。
Q3:Money
質問:買い切りプランや地域別料金や学生割引はないのか?
答え:学生割引は始まっていて半額になる。年間プランは変わらない予定である。
Proかfreeかの2値でシンプルにしておきたいので。
直近では、地域別プランか安価バージョンは複雑になり混乱を招くので導入する予定はない。
補足:WeChatやPayPal、Stripeなど支払い方法も追加していく予定である。
先月Proプランがスタートしたがこの手の需要や要望をがどれくらいあるかを甘くみていた。
Q4:Development
質問1:ユーザーが提案などをするためのウェブサイトを作ってほしい
答え:Raycastは小さなチームで高速に柔軟に新機能を追加している。素晴らしいアイデアだが上記を開発し運用する余裕はない。でも活発なSlack Communityがあるのでそこを活用してほしい。
補足:GitHub Discussionを使ってもいいかなと考えている。そこで誰もが提案したりコメントできて開発に参加する体験ができるように。
質問2:Raycast AI wallpapersはいつリリースされるのか?
答え:既にリリースしている。デザイナのNichlasが6K以上もの解像度のものでデザインしてくれた。
Raycast wallpapers
質問3: 統計機能がほしい
答え:検討する。
質問4: 有料版の拡張機能のためのマーケットを作る予定はあるのか?(拡張機能の開発者が収入を得られるように)
答え:直近では検討していないが拡張機能開発者のためのリワードプログラムを検討している。
ディスカウント、グッズの提供、Proプランの提供などコントリビュートしたら何かを手にできるようにしようと思う。
Q5:The Company
質問:どのようにプロダクトチームは働いているのか(PMについて何でも)
答え:クオータか1ヶ月単位の大きなタイムラインをプロジェクトに分割している。プロジェクトごとに1, 2名のオーナがいる。リリースを早くするためにシンプルに進めている
感想
Windows版など気になっていることを知れて良かった。スラックでなんとなく雰囲気は知っていてやっぱり予定ないんだなあと思った。
統計機能と拡張機能開発者のためのリワードプログラム切をに望んでいる。
改版履歴
Version1: 2023/06/30 01:30
以上。
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