Tableau Desktopって、学生は無料で使っていいんですか?
初投稿です。
最近、インターンで学んだデータ分析のワークフローを、研究環境の改善に応用しようとしています。
今回はデータの可視化ツールとしてTableau Desktopを導入して、簡単な分析をしていきます。
Tableau導入の動機
そもそも大学の研究環境は、かなり個人差はあるものの、大体はExcelかRstudioを使う場合が多く、どちらも片手落ちの印象がある。
そこで「BIツールなら、その辺をうまく両立して可視化できるのでは?」と考えて、学生向けの無料ライセンス使えるらしいTableauを導入してみる。
GUIが充実しており、動作もサクサクでオシャレな可視化ツールを使いこなしてみたい!!ということで、いろいろ遊んでみる。
(業界標準のBIツールでもあるので、社会人スキルとしても今後活用したいという下心も笑)
各分析ツールの位置付け(イメージ)
Tableauのセットアップ
まずはこちらのURLから学生用のアクティベーションキーを取得する。
取得後は登録したアドレスにメールが届くので、そちらを見ながらダウンロードまで進める。Trialとしてダウンロードした後、キーを入力して認証する流れとなる。
データの読み込み
"ファイル"→"新規"で新規ワークブックを作成。
"データに接続"で読み込むファイルを指定。今回はプリセットでダウンロードされている「世界指標」を選択します。
可視化
①2012年時点の開発に関する数値テーブル
②2012年時点の総人口1000万人以上の国家におけるインターネット使用率
③CO2排出量(X軸)とGDP(Y軸)の分布図
④女性の平均寿命のヒストグラム
まとめ
1時間ほど遊んでみた感想
可能性を感じた点
- 分布図やヒストグラムなどの基礎的な可視化
- 変数間の相関関係の探索
- フィルタリングやグループ化を利用した探索
- 図表のデザイン
- ダッシュボードを用いた議論
工夫が必要そうな点
- 変数の単位変換(X倍, 1/X)
- 指数変換(人口あたり, 面積あたり)
- パーセント化
- クロス集計(機能はあるっぽい)
行政発信のオープンデータは集計済みデータであることが多く、単純にTableauへ投げたらOKという訳ではなさそう。さらにセル結合や文字列化などによって、余計な前処理をしなければならないこともネックになりそう。
学生版は、使い方を学習できるe-learningや前処理ができるTableau Prepも利用可能。いずれはこちらも活用していきたい。
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