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Tableau Desktopって、学生は無料で使っていいんですか?

2023/11/07に公開

初投稿です。
最近、インターンで学んだデータ分析のワークフローを、研究環境の改善に応用しようとしています。

今回はデータの可視化ツールとしてTableau Desktopを導入して、簡単な分析をしていきます。

Tableau導入の動機

そもそも大学の研究環境は、かなり個人差はあるものの、大体はExcelかRstudioを使う場合が多く、どちらも片手落ちの印象がある。
そこで「BIツールなら、その辺をうまく両立して可視化できるのでは?」と考えて、学生向けの無料ライセンス使えるらしいTableauを導入してみる。

GUIが充実しており、動作もサクサクでオシャレな可視化ツールを使いこなしてみたい!!ということで、いろいろ遊んでみる。
(業界標準のBIツールでもあるので、社会人スキルとしても今後活用したいという下心も笑)


各分析ツールの位置付け(イメージ)

Tableauのセットアップ

まずはこちらのURLから学生用のアクティベーションキーを取得する。
取得後は登録したアドレスにメールが届くので、そちらを見ながらダウンロードまで進める。Trialとしてダウンロードした後、キーを入力して認証する流れとなる。

データの読み込み

"ファイル"→"新規"で新規ワークブックを作成。

"データに接続"で読み込むファイルを指定。今回はプリセットでダウンロードされている「世界指標」を選択します。

可視化

①2012年時点の開発に関する数値テーブル

②2012年時点の総人口1000万人以上の国家におけるインターネット使用率

③CO2排出量(X軸)とGDP(Y軸)の分布図

④女性の平均寿命のヒストグラム

まとめ

1時間ほど遊んでみた感想

可能性を感じた点

  • 分布図やヒストグラムなどの基礎的な可視化
  • 変数間の相関関係の探索
  • フィルタリングやグループ化を利用した探索
  • 図表のデザイン
  • ダッシュボードを用いた議論

工夫が必要そうな点

  • 変数の単位変換(X倍, 1/X)
  • 指数変換(人口あたり, 面積あたり)
  • パーセント化
  • クロス集計(機能はあるっぽい)

行政発信のオープンデータは集計済みデータであることが多く、単純にTableauへ投げたらOKという訳ではなさそう。さらにセル結合や文字列化などによって、余計な前処理をしなければならないこともネックになりそう。

学生版は、使い方を学習できるe-learningや前処理ができるTableau Prepも利用可能。いずれはこちらも活用していきたい。

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