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re:Invent 2023で感じたAWSが取り組む「多様性」

2023/12/24に公開

はじめに

この記事は Japan AWS Jr. Champions Advent Calendar 2023 の24日目の記事です。
(ついに残すは明日のみ!!)

メリークリスマス!クリスマスイブですね

先日AWSによるグローバルカンファレンス「re:Invent 2023」(2023.11.27~2023.12.1)に念願叶い参加してきました!
re:Inventでは、様々な場面でAWSのインクルーシブな取り組みを感じました。

多様性」について
正直なところ、私は「技術」と結び付けて深く考えたことがありませんでした。
今回は、普段使っている技術やAWSが社会の「多様性」に大きな影響を与えていることに気付いた話になります!

自己紹介

新卒4年目です。業務では、AWS基盤の設計・構築や運用を担当しています!

英語は結構苦手です。re:Inventは、Otterで乗りきりました。

re:Inventから感じた多様性

イベント中にAWSの「多様性」に対する取り組みを感じた場面3つです。

1. 会場

あらゆる年齢・性別・国籍の方が来場

  1. 交流の場
    アジアエンジニア、女性エンジニア、軍人エンジニアなど、
    様々な枠でネットワーキングイベントが用意されています。
    (私が女性エンジニアの会に申し込もうとしたときは満席でした!)

  2. 食事
    イベント中毎日提供されるランチは、多国籍(ラテン、中東、南西アジア etc)でした。
    ビーガンの方向けのランチが用意されている会場も見かけました。

  3. Keynote
    Keynote会場には、手話で同時通訳をしてくれるモニターがたくさんありました。
    開始前のライブから歌詞?が同時通訳されています。

  4. 瞑想室(reflection room)
    瞑想をする場所も各会場に用意されています。

受付で配布されるピンバッジ

会場では、「言語」「代名詞」「多様性」をピンバッジで掲示します。

  • 言語 : 自分が話す言語をつけます。手話もあります。
  • 代名詞 : 自分に対して使ってほしい代名詞をつけます。ブレークアウトセッションの登壇者も統一して冒頭に出してました。
  • 多様性 : 自分の意思表示ができます。

恥ずかしながらあまり意味を理解せずつけていたら、
会場の「Ask Me!」のスタッフの方が声をかけてくれて、丁寧に教えてくれました。
「自分が多様性に対する理解があるかをこのピンバッジで示すんだ」とのことでした。

2. 「LGBTQIA+とAI」に関するライトニングトーク

「すべての人のためのAI構築:LGBTQIA+の視点」というタイトルのライトニングトークに参加しました。

AIにより生み出されたバイアスが(特にLGBTQIA+コミュニティの)人権侵害につながりうるため、責任あるAIについて学び続け、それを発信し、問題解決に向けた一員になることが大切という結論でした。

私自身も、生成AIが登場してからAIによる偏った情報を感じつつ、
便利だから鵜呑みにしてしまう場面があります。
まずは「責任あるAI」という言葉について学び、発信することから始めていきたいと思いました。

Building AI for all: LGBTQIA+ perspectives (IDE205)
https://www.youtube.com/watch?v=FXKtWBWufSA

3. 「アクセシビリティ」に関するブレークアウトセッション

「AWS Marketplaceが政府機関のアクセシビリティ義務化を支援」というタイトルのブレークアウトセッションに参加しました。

AWS Marketplaceの活用により、政府機関がデジタルアクセシビリティを重視し、よりアクセス可能なソフトウェアを導入することができるようになるそうです。

以下の言葉が印象的でした。

世界で10億人が、デジタルコンテンツにアクセス可能であることを必要とする視覚・聴覚・身体・認知障がいを抱えています。これはほぼ6人に1人の割合です。この部屋にいるほぼ全員が、友人や家族、職場にこの問題が影響している人がいます。

開発者としても「デジタルアクセシビリティ」を心掛けた設計ができるようになりたいと感じたセッションでした。

AWS Marketplace helps government agencies meet accessibility mandates (MKT203)
https://www.youtube.com/watch?v=9sSHczHYsa4

さいごに

re:Inventでは、「多様性」が自分の仕事と深く結びついていることを知りました。
最近は、「自分が技術をどう使うか」(サービス、アーキテクチャ)に目を向けがちでしたが
技術が社会にどうインパクトを与えるか」も合わせて考えていきたいです!

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