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プロキシ環境下におけるGoogle Cloud SDKのインストール

2023/04/25に公開

プロキシ環境下におけるGoogle Cloud SDKのインストール

はじめに

Cloud SDKとは、Google Cloudのプロジェクトやサービスにアクセスして操作するためのコマンドラインツールです。
本記事では、プロキシ環境下でGoogle Cloud SDKをインストール時通信エラーとなる問題について、解決策をまとめました。

問題

Windows10端末にて、インストーラを実行すると、インストール中に通信エラーが発生する。
https://cloud.google.com/sdk/docs/install?hl=ja

原因

社内のプロキシ環境がインストール中の内部処理を阻害している。
👇公式サイトでも、プロキシ環境下でインストールする場合の設定について記載があります。

解決策

(事前準備)
※プロキシ認証が必要な環境の場合
gcloud CLIをコマンドプロンプトで実行する場合、環境変数にプロキシ認証情報を登録する。

  1. 公式サイトよりスタンドアロン式インストーラをダウンロードし、ローカル環境で実行する。
    私の環境は、Pythonがインストールされていなかったので、Pythonバンドル版を選択しました。

https://cloud.google.com/sdk/docs/downloads-versioned-archives?hl=ja

  1. gcloud initコマンドで、Cloud SDKの初期化をする。

  2. gcloud CLIで使用するプロキシ認証情報を登録する。
    下記の公式サイトを参考に、プロキシ認証情報をgcloud CLIにも設定しました。

https://cloud.google.com/sdk/docs/proxy-settings?hl=ja

  1. gcloud auth loginコマンドで、Google Cloudアカウントにログインできることを確認する。

まとめ

プロキシ環境下でGoogle Cloud SDKのインストールを行う際は、スタンドアロン式のインストーラを使用することで解決できました!

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