Open1
Android 16のLinux開発環境でtinygoをビルドする
はじめに
直近のAndroidのリリースでデバイスからターミナルが使えるようになったので試してみた。
開発者向けオプションを使用してデバイスで Linux 開発環境を有効にする
背景
- 2月のTinyGo Keeb Tourワークショップに参加した際に、PCの不具合で
RP2040-Zero
に書き込みができない問題が発生した - 持ち合わせていたAndroidスマホでflashしようとしたが、できず…
- Tmuxを使っていました
- なんか良さそうな機能が出たので試し中
とりあえずコマンド
# パッケージリストを更新
sudo apt update
# 必要なツールをインストール
sudo apt install git curl wget
# 最新のGo(1.23.4)をダウンロード
cd ~
wget https://go.dev/dl/go1.23.4.linux-arm64.tar.gz
# 既存のGoディレクトリがあれば削除
sudo rm -rf /usr/local/go
# 新しいGoを展開
sudo tar -C /usr/local -xzf go1.23.4.linux-arm64.tar.gz
# PATHを設定
echo 'export PATH=/usr/local/go/bin:$PATH' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
# インストール確認
go version
# TinyGo 0.37.0をダウンロード
cd ~
wget https://github.com/tinygo-org/tinygo/releases/download/v0.37.0/tinygo0.37.0.linux-arm64.tar.gz
# 解凍
tar -xzf tinygo0.37.0.linux-arm64.tar.gz
# PATHに追加(既存のTinyGoがあれば上書き)
echo 'export PATH=$HOME/tinygo/bin:$PATH' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
# インストール確認
tinygo version
結果
- RP2040-Zeroを認識しないためFlashはできない
- ビルドはできた