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周辺システム群への考察

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周辺システム群

コロナ禍の中で、周辺システム群ともいうべきシステム群への需要は高まっています。業務、この強固で空想の中にいる怪物は、絶えず変化し続けています。経営層はDXを叫び、現場はニューノーマルに照らした業務変革を強制されています。自分の仕事を退屈だと思う方は、変わらないことを懐かしみ幸せに思うでしょう。新しい仕様、したほうがいい仕事、連絡するべきチャット、記入するべきフォームは常に新しく私達の前に現れます。

周辺システム群とはSaaSや基幹システムを補完するツール群です。例えば

  • RPA
  • GAS
  • マクロ
  • ノーコード&ローコード

のような技術を指しています。たいていの企業では周辺システム群自体がないでしょう。それらは「現場で動いているツール」「手製」といった悪評がつきまとい、業界の主流技術にはならない印象を受けます。それらは傍流であり、効果は限定的なものでした。しかし今は違います。誰の手にもスマートフォンが握られていて、私達は簡単に通知をさせることができます。今やIT投資を行う企業の大半が複数のソフト・SaaSを導入していますが、そのシステム間の連携については考慮されず、放置されていることが散見されます。周辺システム群とは、主力となるSaaSを補完して、さらに助力を行う存在です。

SaaSや基幹システムのような巨大システムは戦艦のようであり、現場スタッフの生産性向上に寄与しづらいものでした。システム化の目標はシステム利用者(エンドユーザーや他社、取引先も含まれる)の作業時間の削減と幸福の増大です。しかし、巨大なシステムを導入することは、副作用としてシステム間の谷を深化させていきました。周辺システム群とは言うなれば、それぞれの海域に特化した駆逐艦隊です。

以下に戦艦システムと駆逐艦システムの特徴を挙げます。

区分 戦艦システム 駆逐艦システム
情報量・キャパシティ 大量 少量
作業員 不要
観点 補助
性能
作成タイミング
工数 多量 少量
変化への対応 低速 高速
要求技術 高度 低度