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キャリアを書いていく、WithAIの時代の中で

に公開

はじめに

エンジニアのキャリアは多様化している。カテゴリは細分化され、新しい専門職種も派生している。VUCAの激しい状況の中で、以前のようなモデルケースが通用しないことも多い。単純に技術力を追い求めればいいわけではなく、潮目を見極めてサヴァイヴしていく能力も必要になる。

昨今、そこに羅針盤のような存在が現れた。生成AI技術の発展によって、私達はAIに向かってキャリア相談もできるようになっている。AIは履歴書や職務経歴書を読み取って、私達にレビューやアドバイスすることもでき、もはやキャリア関連の業務や作業はAIと固く癒着して、今後取り除くことはできないだろう。
だが、履歴書や職務経歴書ではアドバイスをすることは十分ではない。あなたの方向性、意見があってこそのキャリア相談であるはずであり、AIはあなたのログを読み取ったほうがいい。そうすればまるで参謀のように、あなたを補佐する存在になるはずだ。
したがって、この状況の中で私達の生存戦略は

  1. 実績や意見を可能な限り公開する
  2. 公開データをAIに読み込ませる
  3. AIや、そのデータを見た有人専門家の助けを借りる

であるべきだと思う。日々の作業や意見は会社の中で発生しており、会社の外には自発的な意思がなければ公開されない。

1. 実績や意見を可能な限り公開する

手始めに

こういったことを習慣化するのは難しい。手始めに試すとすれば、毎月決まったものをnoteに投稿するようにしたらいい。

  1. 毎月投稿することのマニュアルをつくる
  2. そのマニュアル通りに内容をコピペしていく
  3. 投稿する
    https://note.com/karada1/m/mb52da5c27bf8

どんな内容がいいか?

例えばブックマークした記事や、

読んだ本、

慣れてきたら書いた技術ブログもいいだろう

また、recepを出してくれるサービスがあれば添付したらいい。

慣れてきたら

段々と投稿することに慣れてきたら、以下をやってみよう。

  1. 自分の実績や意見をブログにする
  2. プロフィールを充実させてみる

1. 自分の実績や意見をブログにする

自分の実績や意見をブログにして発信しよう。ここで大事なのは、「AIに読み込ませるために書く」と思うことだ。別にそれでお金をもらうわけじゃないし、誤字があったら修正すればいい。いい書き方のコツなんてものは習慣化されてから気をつけるべきであり、最初は乱暴なメモでもいいから出したらいい。
アウトプットに慣れてきたら、生成AIにレビューさせて、そのフィードバックを盛り込むなどもしてもいいだろう。

2. プロフィールを充実させてみる

それぞれのSNSには特化したプロフィールの拡充の術がある。ぜひ以下のあたりも参考にしてみてほしい。
https://www.wantedly.com/companies/wantedly/post_articles/338918
https://note.lapras.com/function_introduction/edit_profile/

2. 公開データをAIに読み込ませる

私はGemini 2.5pro(スマホを新調した際に6ヶ月間のトライアルを手に入れた)に、

  1. 履歴書・職務経歴書を読み込ませる
  2. 書いたブログも「私が書いたzennです」という投稿で読み込ませる

を行っている。ここで重要なのは、質問ではなく連絡という感じで生成AIを使用することだ。学習してもらい、その後する質問によりよい回答をしてもらうためであるので、毎回質問する必要はない。

また、パーソナリティの部分についても読み込ませてもいい。16TESTなど。

3. AIや、そのデータを見た有人専門家の助けを借りる

さて、ようやく生成AIに聞く準備が整った。すでにパーソナリティや実績などを学習しているAIは、あなたの質問にバシッと答えてくれるはずだ。
「私のキャリアプランは?」
「どうスキルアップしたらいい?」
という質問をしてみよう。返ってきた答えを見て驚いて、「これは大変すぎる」と思ったらそれもAIに伝えよう。そこからあなたのキャリアのオーナーシップが、まさにドライブし始めるはずだ。

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