情シスBoost-up Projectのウェビナーで登壇したよ〜
はじめに
で登壇してきた。30分!緊張した〜。
主にウェビナー登壇未経験の方に向けて、準備と当日のことを共有できればと思っている。
時系列でやったことログ
2025/07/09 きっかけ
BTCONJP Insight #02というイベントに、LCMサービスについて情報収集のため参加した。そこの会場がIIJさんの会議室になっていて、IIJさん曰く発表する情シスさんを募集しているとのこと。
休憩時間に名刺交換をさせていただき、後日メールをいただいた。
2025/07/24
IIJさんとwebで打ち合わせ。ウェビナー登壇のお誘いをいただき、ぜひと申し込む。
必要になったもの
- 講演タイトル
- 講演概要
- プロフィール情報(お写真を含む)
- ウェビナー開催日
- 候補の中から選択する形
- 開催前打ち合わせ
- 候補の中から選択する形。ウェビナーの3週間ほど前の日付だった。
2025/08
スライドの作成に着手する。テーマは「人手不足でも回る情シスになる~内製ツールで実現する業務効率化のリアル事例~」なのでツール紹介がメイン。
考えていた想定は
- 自己紹介、会社紹介
- コーポレートエンジニアについて紹介
- なぜ内製に注力しているか
- ツール紹介
- 今後の方針
ツール紹介は8個くらい書き出してみた。
2025/09 中旬
以下の内容でスライドを修正。
ツール紹介をカテゴリ分け
ツールそのまま8個紹介するのは単調すぎるかもしれない。そこで守りの情シスの効率化の部分と、攻めの情シスのツール開発のところをカテゴリ分けして、守り→攻めのナラティブになるようにした。
また、ツール紹介のページタイトルを課題1〜8としていたが、課題1〜4&チャレンジ1〜4と守りと攻めがわかりやすいようにした。
吹き出し
内製に注力している理由のところで課題(例:攻めの情シスができていない)の吹き出しを用意して、その吹き出しを各ツール紹介の際に出すようにした。これで課題→解決策の結びつきを示すようにスライドを設定した。
2025/09 下旬
IIJさんと開催前打ち合わせ。スライドについてフィードバックをいただく。
また、一度通しで発表したものを録画した。通しで発表してみるとスライド前後のつながりが弱いところも発見できてよかった。
2025/10 初旬
スライドを修正。フィードバックも盛り込む。
ツール紹介部分のスライドについて、
- 課題
- できたツール(なるべく図示する)
- やってみて
という3ページ構成にした。この結果スライドは総数50枚ほどに。
自己紹介は「なぜコーポレートエンジニアになったか?」みたいなスライドにした。
参加者属性(従業員規模、役職)を共有いただいたので、Gemini2.5proに「参加者はどのような発表を期待しますか?」と聞いたり、「スライドをレビューしてください」「フォントは統一したほうがいいですか?」などを質問した。
参加者属性(従業員規模、役職)を共有いただいたので、それを生成AIに読み込ませて期待していることを聞いた。


イベント前の最後の土日に、再度録画しながら発表練習。

2025/10/16 イベント当日
昼、近くのスーパーでおはぎを買った。おはぎは糖分補給の観点からよいとのこと。
イベント30分前にzoomに入室して、画面共有や音声をテストした。その後、当日の流れを共有いただく。
3ヶ月前の名刺交換がきっかけになったウェビナーが始まった。zoomは画面共有するとソフトが消えるみたいになるからビビる。最初はマイクがオフのままだったらどうしよう...とかを考えていた。
アニメーションの一部が動かなかった!すっと流す。リハで確認しておけばよかったな...。
なんとか終わって、QAを回答して、お辞儀をしてウェビナーが終わった。いつものオフィスでslackを開く。
退勤した後、ジンとジンのイベントにお邪魔させていただいて、美味しいジンをいただき(特にチャイのジンが絶品!)、秋田料理の居酒屋に行って激辛のきりたんぽ鍋を食べて、24時過ぎに家に帰った。長い一日だった。
2025/10 下旬 登壇を終えて
振り返り
QAではいくつかご質問をいただいたけど、落ち着いて回答できたかなと思う。
そのときに、「どんどんSaaSが導入されることで、逆に内製のニーズが高まるのではないか」ということを言った。これは技術ブログに書こうと思っていたネタで、頭の中で温めていたネタだったので、こうしてウェビナーでスライドにも書いていない"自分の考え"を言えて良かった。
30分を越しそうだったので後半少し飛ばし気味にした。でも分量として少し余るくらいのスライドがいいのかも。
他へ活用
ワンソース・マルチユースという考え方がある。一つの素材を複数の用途で用いることで、効率化や幅広い層に情報を届けるために活用される。この登壇も登壇以外に活用するため、speakerdeckにスライドをアップロードした。
また、キャリアSNSや職務経歴書にも登壇したことを書こうと考えている(登壇前にイベントの宣伝はしていた)。こうしたものは資格ではないけど、自分自身をアピールする武器の一つにもなるし、何より他の登壇にも呼んでほしい意図で投稿しようと思っている。
思えばエンジニアをして10年ほどが経った。新卒のときと今とでIT業界は変わっている。今後どんな業界になってもいいように、とりあえず自分にできることは一通りしておこうと思っている。登壇もその一環であり、どんな未来になっても使えるカードの一つであるはずだ。
Discussion