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縦深防御のアカウント管理: SaaS掌握を必要最小限にする

に公開2

※以降bundleというアカウント管理SaaSが一例として出てくるが、他のSaaSでも可能だと思うので置き換えてほしい。
https://bundle.jp/

はじめに、概要

bundleにはアカウントの現況がすべてまとまっているようにして、各メンバーで利活用する

  • corp-IT
  • 現場管理者
  • 内部統制チーム
  • 社員(アカウント保持者)

縦深防御とは

軍事用語で、体制をいくつかの層に分けて防御する考え方。

  1. 最前線 (軽装備の部隊、障害物など)
  2. 第二線 (主力部隊の一部、陣地など)
  3. 第三線 (予備兵力、より強固な陣地など)
  4. 最終防衛線/重要拠点 (司令部、重要施設など)

メリットの1つが、(主に人的)リソースの効率的な運用ができること。これとbundleを組み合わせる。SaaSの運用実態やセキュリティリスクによって管理方法に層を持たせ、効率的な全体アカウント管理を行う。

運用の図

定期作業

アカウントの現況を保ち続ける。

休・退職者発生時

corp-ITがbundleを確認して、アカウント削除や現場管理者への削除要請を行う。

情報共有

アカウント情報利活用のため、以下ケースで利用する。

  • 各社員には自分が持っているアカウント一覧を見せる。
  • 内部統制チームにはアカウントの証跡として示す。

統制レベル

レベル 概要 アカウント操作 bundle反映
最前線 現場委任 現場管理者 現場管理者
第二線 反映はcorp-IT 現場管理者 corp-IT
第三線 corp-ITが全部やる corp-IT corp-IT

最前線SaaSの例

  • 営業部のみが使用している部内コミュニティアプリ

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