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kintone責任分担ガバナンス 渋谷案
はじめに
kintoneは市民開発を促進するツールであるので、ガバナンスが課題として浮上する。
情シスの統制力と現場の業務推進を両立する責任分担ガバナンスについて書く。
よりよいガバナンスモデルが出てくることを期待して、このモデルを渋谷案と呼ぶ。
ガバナンスモデル
情シスの責務
- 全体方針・ルール策定
- アプリ作成やカスタマイズに関するガイドラインの提供
- 基幹アプリの作成、保守
- 社員リスト、契約アプリなど
- システム全体の環境設定
- ライセンス、容量、APIコール数の監視
- アカウントの管理
- アカウントの発行、停止、権限設定
- 人事情報と連携したグループの管理
- 市民開発のサポート
- アプリの根本的な改修やトラブルシューティングが必要な場合は、情シスが協力する
- 便利な使い方やテンプレートアプリ等のナレッジ共有
- 現場開発アプリのレビュー
- セキュリティやシステム上の懸念はないかの確認
- プラグイン・連携サービス導入
- JavaScript / CSS等を用いた高度なカスタマイズの開発・保守
- アプリ棚卸し
- 不要になったアプリの定期的な見直しと整理。
なお、人事情報と連携したグループ設定には以下を使用している
現場管理者の責務
- アプリ作成、運用
- 日々の業務改善のための部門内アプリや、定型業務を効率化するアプリを作成
- アプリの目的や使い方を明確にし、部門内へ展開(簡易的なマニュアル作成を含む)
- アプリ、レコード、フィールド単位で、業務実態に即した適切なアクセス権の設定・管理
- ただし、バイネームでのアクセス権は避け、既存のグループを設定する
faq
基幹アプリと部門内アプリの差は?
- 他アプリから呼び出されることが複数ありうるか
追記するかも
kintoneユーザーの方からのご意見待ってるぜ!
Discussion