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kintoneをパスワードマネージャーのように利用する

2024/12/21に公開

APIキーなどを他部署と共用する必要が生じたが、現状全社的なパスワードマネージャーはない。
kintoneは導入しているのでkintoneである程度の同様の仕組みを作成する。

仕様

  • サイトへの自動入力はない

やり方

kintoneでアプリを作成する。

  • title
    • タイトル。みんなが検索しやすいようなもの
  • access_type
    • 複数選択。ここで選んだ項目によって、アクセス権が変化する。
  • password
    • パスワードや備考などを記載する。

アクセス権設定

あらかじめ部署とkintoneグループを同期させておく。
例:エンジニアであれば「開発」のkintoneグループに所属させる。
あとは複数選択で選んだ内容によって、期待するグループのみがアクセス権を持つようにする。

なお、組織上の部署とグループの紐づけは以下を利用している。
https://zenn.dev/nag8/articles/a54ad54d12eb9a

効果

  1. kintoneで一定の秘匿情報の共有が果たせるようになる
    • グループ内のメンバーを変更した場合、アクセス権も期待通りに変動できる。
  2. 管理者はアクセス権をすべて持てるようにしておけば、不明なkeyなどが出てきた場合に検索できる。
    • むしろこちらのメリットを期待している。

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