社内勉強会の目的を履き違えると勿体ない
はじめに
私は今フリーランスエンジニアとして様々な会社さまとお仕事させて頂いており、その中で感じたことについて書いていきたいと思います。
社内勉強会の目的
会社によりますが、社内勉強会の定時内の実施が許可されている会社を最近(か分かりませんが)割と見かけます。
ただこれは言い換えると、社内勉強会の時間も業務である、ということになります。
そして業務であると言うことは、業務に直結しないと意味がない、と私は考えています。
この辺りについて思うことを書いていきます。
どういう場合に社内勉強会の開催を提案されるか
あくまで私が見てきた範囲になりますが、大体社内勉強会が開催されるのは、チームメンバのスキルが十分でない場合が多いといった所感です。
この場合、社内勉強会を開催する目的は、チームメンバのスキルの向上であり、ここで言うスキルの向上というのは、今やってる業務の効率が上がるためのスキルが向上されることを意味していると考えています。
これはどうなん?って思うやつ
社内勉強会のテーマとして、業務に直結しないテーマ、例えば今使ってないライブラリについて「こんな便利なのもあるよ」というような内容については、個人的に、ん?ってなります。
もちろんそれ自体には意味があり、「そういう便利なのがあるなら今後取り入れてみようか」という話に発展するかもしれませんが、そんなの社内勉強会の場じゃなく気づいた時点で言えば良いだろうと。
先述したように、「社内勉強会を開催する目的は、チームメンバのスキルの向上」と捉えた場合、このケースは「既存システムの改善方法の提案」であり、それは「スキルの向上」とは違うと思ってしまいます。
おわりに
オブラートに包まずに言うと、ただ自分が興味持ったことを調べて報告します、というのは、業務でもなんでもなく、土日にでも勝手にやれよと思ってしまいます(口が悪い)。
そうではなく、業務時間内にやるのであれば、本来の目的(今回の例で言うとチームメンバのスキルの向上)に最も適したと思われる(少なくともその観点で考えた)テーマでやるべきではないでしょうか?という提言でした。
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