🫠

【Excel・Googleスプレッドシート】ISNUMBER関数の使い方と応用テクニック

2025/03/12に公開

1. はじめに

「Excelでデータが数値かどうかを判定したいけど、どうすればいいの?」
「検索結果があるかどうかをTRUE/FALSEで判定したい!」

こんな悩みを持つ方のために、ExcelやGoogleスプレッドシートで使える ISNUMBER 関数の基本から応用までを解説します。

関数を初めて使う方でも安心してください。実際に私も ISNUMBER を最初に使ったときは、「数値判定するだけの関数でしょ?」と侮っていました。しかし、他の関数と組み合わせることで強力なデータ処理ツールになることを知り、その便利さに驚きました。

本記事では、

  • ISNUMBER 関数の基本的な使い方
  • IFSEARCH などの関数と組み合わせる応用例
  • 便利な活用方法

を紹介します。

2. 対象読者

  • ExcelやGoogleスプレッドシートでデータ処理をしている方
  • ISNUMBER 関数の基本と応用を知りたい方
  • 数値の判定を効率化したい方

3. 記事を読むメリット

  • ISNUMBER 関数の基本的な使い方がわかる
  • IFSEARCH 関数と組み合わせて、より高度なデータ処理ができる
  • 数値の判定を活用したデータ分析やエラー処理のスキルが身につく

4. 結論

ISNUMBER 関数は、数値の判定だけでなく、検索結果の有無を確認したり、エラーを回避したりするのに役立ちます。特に SEARCH 関数と組み合わせることで、「特定の文字列が含まれているかどうか」を簡単に判定できるので、データ処理を効率化したい方には必須のテクニックです。

5. 本文

ISNUMBER関数の基本

書式:

=ISNUMBER(値)
  • が数値なら TRUE を返す
  • が文字列や空白なら FALSE を返す

:

A B
123 =ISNUMBER(A1) → TRUE
"123" =ISNUMBER(A2) → FALSE
=100+50 =ISNUMBER(A3) → TRUE
"ABC" =ISNUMBER(A4) → FALSE
2024/3/12 =ISNUMBER(A5) → TRUE (日付は数値として扱われる)

IF関数と組み合わせる

数値の場合のみ「OK」、そうでない場合は「エラー」と表示:

=IF(ISNUMBER(A1), "OK", "エラー")

SEARCH関数と組み合わせる

特定の文字列を含むかどうかを判定:

=ISNUMBER(SEARCH("apple", A1))
  • A1 に "apple" が含まれているなら TRUE
  • 含まれていないなら FALSE

数値のセルをカウントする

範囲内の数値のセルの個数をカウント:

=SUMPRODUCT(--ISNUMBER(A1:A10))

エラーを回避する

検索結果がないとエラーになる SEARCHISNUMBER で回避:

=IFERROR(ISNUMBER(SEARCH("apple", A1)), FALSE)

6. まとめ

ISNUMBER 関数は単純な数値判定だけでなく、エラー回避や検索結果の判定にも役立つ便利な関数です。他の関数と組み合わせることで、より効率的なデータ処理が可能になります。

もし、「こんなデータ処理をしたいけどどうすればいいの?」という悩みがあれば、ぜひコメントで教えてください!

Discussion