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【Excel・Googleスプレッドシート】ISNUMBER関数の使い方と応用テクニック
1. はじめに
「Excelでデータが数値かどうかを判定したいけど、どうすればいいの?」
「検索結果があるかどうかをTRUE/FALSEで判定したい!」
こんな悩みを持つ方のために、ExcelやGoogleスプレッドシートで使える ISNUMBER
関数の基本から応用までを解説します。
関数を初めて使う方でも安心してください。実際に私も ISNUMBER
を最初に使ったときは、「数値判定するだけの関数でしょ?」と侮っていました。しかし、他の関数と組み合わせることで強力なデータ処理ツールになることを知り、その便利さに驚きました。
本記事では、
-
ISNUMBER
関数の基本的な使い方 -
IF
やSEARCH
などの関数と組み合わせる応用例 - 便利な活用方法
を紹介します。
2. 対象読者
- ExcelやGoogleスプレッドシートでデータ処理をしている方
-
ISNUMBER
関数の基本と応用を知りたい方 - 数値の判定を効率化したい方
3. 記事を読むメリット
-
ISNUMBER
関数の基本的な使い方がわかる -
IF
やSEARCH
関数と組み合わせて、より高度なデータ処理ができる - 数値の判定を活用したデータ分析やエラー処理のスキルが身につく
4. 結論
ISNUMBER
関数は、数値の判定だけでなく、検索結果の有無を確認したり、エラーを回避したりするのに役立ちます。特に SEARCH
関数と組み合わせることで、「特定の文字列が含まれているかどうか」を簡単に判定できるので、データ処理を効率化したい方には必須のテクニックです。
5. 本文
ISNUMBER関数の基本
書式:
=ISNUMBER(値)
-
値
が数値ならTRUE
を返す -
値
が文字列や空白ならFALSE
を返す
例:
A | B |
---|---|
123 |
=ISNUMBER(A1) → TRUE |
"123" |
=ISNUMBER(A2) → FALSE |
=100+50 |
=ISNUMBER(A3) → TRUE |
"ABC" |
=ISNUMBER(A4) → FALSE |
2024/3/12 |
=ISNUMBER(A5) → TRUE (日付は数値として扱われる) |
IF関数と組み合わせる
数値の場合のみ「OK」、そうでない場合は「エラー」と表示:
=IF(ISNUMBER(A1), "OK", "エラー")
SEARCH関数と組み合わせる
特定の文字列を含むかどうかを判定:
=ISNUMBER(SEARCH("apple", A1))
- A1 に "apple" が含まれているなら
TRUE
- 含まれていないなら
FALSE
数値のセルをカウントする
範囲内の数値のセルの個数をカウント:
=SUMPRODUCT(--ISNUMBER(A1:A10))
エラーを回避する
検索結果がないとエラーになる SEARCH
を ISNUMBER
で回避:
=IFERROR(ISNUMBER(SEARCH("apple", A1)), FALSE)
6. まとめ
ISNUMBER
関数は単純な数値判定だけでなく、エラー回避や検索結果の判定にも役立つ便利な関数です。他の関数と組み合わせることで、より効率的なデータ処理が可能になります。
もし、「こんなデータ処理をしたいけどどうすればいいの?」という悩みがあれば、ぜひコメントで教えてください!
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