今すぐできる質問の仕方改善
こんにちは、nabeです。
普段はメンターとして、プログラミング初学者の方にプログラミング教えさせてもらったりしています。
本記事では、初学者の方がよく悩まれている「質問の仕方」について、私なりの方針を書いてみようかと思いますので、
「質問の仕方が悪い!」とか注意されてしまっている方は、ぜひ参考になればと思います。
質問の仕方が悪いと言われる根本原因は、「質問の仕方が悪い」ことではない
例えば新宿あたりで焼き鳥食べたいな〜と思ったとき、以下のどちらのキーワードで検索するでしょうか?
- 「新宿 駅前 焼き鳥」
- 「関東 とっても おいしい 焼き鳥」
極端なサンプルにしてますが、殆どの方は前者で検索するかと思います。
何が言いたいかというと、普通の日本語の文脈で「質問の仕方が悪い」ようなことはほぼ無い、ということです。
言い換えると、殆どの方がある程度的確な質問はすでに出来ている、ということですね。
ではなぜ「質問の仕方が悪い」と言われるのか?
あくまで私見ですが、私は「質問するための前提知識が足りてない」のが殆どの根本原因だと思っています。
前提知識が分かっていないため、結果として「質問の仕方が悪い」と思われるような質問になってしまう、ということですね。
例えば以下の質問を見てみましょう。
「フロントからDB取得する方法が分からないので教えて下さい」
・・・聞きたいことは何となくわかるけど、うーん?って感じですよね。
こういった質問をしてしまう方は、おそらく以下のような前提知識が足りないのでは無いでしょうか?
- そもそもDBとは何者?
- DBとフロントエンドとの繋がりってどうなってるの?
- DBからのデータの取得はどのようにやるの?(言語によってやり方変わるの?)
- etc
これらの前提知識が足りていないために、最初のような質問になってしまうのではないでしょうか?(使用言語についての指定がない、DBについての指定がない、サーバ構成の指定がない、etc)
ではどうすれば良いか?
質問者、および回答者のそれぞれで、やれることはあると思います。(しかもすぐに取りかかれる)
- 質問者側
- 焦らず、自分が分からないことを1つずつ質問する
- 上の例でいうと、まずDBについてよく分かっていなければ、「DBってなんですか?」から。
- (1点目と被りますが、)分からない言葉を複数組み合わせた質問をしない
- 前提知識が足りないと思ったら、その部分をまずは自分で勉強してみる
- 焦らず、自分が分からないことを1つずつ質問する
- 回答者側
- いきなり怒って無視するのではなく、どこが分かってないか質問者が分解できるように誘導する
この辺を意識してお互い接すれば、良い感じのコミュニケーションが取れるのではないでしょうか?
さいごに
といった感じで、私自身普段は上記を意識しながらメンターをやっています。
(やれてなかったらメンティーさんごめんなさい...。注意してください...。)
すべて上述のケースに当てはまるとも思いませんが、大部分は上記を意識するだけで解消できるんじゃないかなとも思ってますので、今どうしようもなく悩まれてる方がいましたら、少しでも参考になれば幸いです。
では。
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