VSCodeからAWS CodeCommitを利用する
前提
以下の前提で進める
- Windows(他OSでもそんなに変わらないと思うけど)
- Gitクライアントインストール済み
- VSCodeインストール済み
- AWSアカウント作成済み
AWS CodeCommit上にリポジトリ作成する
AWS上のサービス「CodeCommit」にリソースを保存するリポジトリを作成する
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AWSコンソールにログインし、CodeCommitを検索する
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CodeCommitにてリポジトリを作成する
↓
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クローン用のURLを控える
※今回はHTTPSによる接続を利用する
※「Git認証情報を作成する」リンクから、後続に行うGit認証情報作成手順をAWS公式記事からも確認できる
Git認証情報を作成する
CodeCommitにローカルPC上のVSCodeからアクセスするためのGit認証情報を、AWS上のサービス「IAM」にて作成する
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AWSコンソールにログインし、IAMを検索する
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Git認証情報を作成する
「ユーザ」メニューからGit認証情報を作成するユーザを選ぶ。
「セキュリティ認証情報」タブ>「AWS CodeCommit の HTTPS Git 認証情報」にて認証情報を生成する
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生成した認証情報を控える
ユーザID・パスワードを控えておく
※認証情報をダウンロードするとCSV形式でダウンロードされる。取り扱いは要注意
VSCodeにGit認証情報を設定してクローンする
IAMにて作成したGit認証情報をVSCode(厳密にはGitクライアント)に設定する
- Gitクライアントにユーザ名とメールアドレスを設定する
Git認証情報の設定の前に、Gitをインストールしたらユーザ名とメールアドレスを設定する必要がある
設定するコマンド(WindowsのPowerShellやVSCode上のTerminalから実施)
$ git config --global user.name [ユーザ名]
$ git config --global user.email [メールアドレス]
※--global
オプションをつけることで、自身がそのシステム上で行うGit操作に対して常にこの設定を使うようになる。
確認はgit config --global --list
コマンドか、.gitconfig
ファイルの中身を参照する
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VSCodeのコマンドパレットからgit cloneを選択し、控えていたクローンURLを入力する
↓
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Git認証情報を入力する
初回であれば、ここで認証情報を入力するフォームが出現する
上記フォームが出現しない・過去に別のGit認証情報を登録済みなどの場合は、Windowsの「資格情報マネージャー」>「Windows資格情報」から削除/編集する
※マスクした箇所にCodeCommitのGit認証情報がある
認証情報を入力すると、クローン先のフォルダを聞かれるので好きなクローン先を選択する
クローンしたローカルリポジトリを開くかポップアップがでるので「Open」する
実際にローカルからCodeCommitのリポジトリにpushしてみる
ここまでの手順でVSCodeからCodeCommit上のリポジトリを操作できるよう設定が済んでいるはずである
実際に適当なファイルを作成してpushしてみる
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VSCode上でファイルを作成する
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VSCode上からコメントを入力してCommit&Pushする
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AWS CodeCommitに戻り、リポジトリをリフレッシュしてみる
pushしたファイルが新たに格納されていることが確認できるはず
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