GoConference 2025 参加しました
こんにちは、SmartHRでプロダクトエンジニアをしているN9tE9です。
この記事は、先日開催された GoConference2025 の参加レポートになります。
運営で web班 をやっていたので、運営からの視点と参加者の両方の視点からまとめていきます。
当日までの準備
web ページのコンテンツ作成と各班の連携
web 班は、https://gocon.jp/2025/ のページを作る班なので、各ページのコンポーネントのデザイン作成から実装やスポンサー企業様の素材を各所と連携して集めて掲載します。
そのため、主にスポンサー班やデザイン班とのコミュニケーションをしつつ、webページの実装を進めるという感じですが、各班の方々のサポートもあり、素晴らしい web ページを作り上げられました。
スポンサー班の Senoue さん や デザイン班の あぼねこ さんを始めとした GoConference のメンバーに助けていただき本当に感謝いたします。
去年の経験から活きた知見
N9tE9 は、去年スポンサー班の班長で運営に参加していました。
そのため、掲載する情報はどれくらいまでに収集しておきたいか、いつまでに掲載しておきたいのかといったタイムラインの管理で活きた部分はあると感じています。
当日
ルームの運営
N9tE9 は、ルームの運営の経験が無かったのでかなり不安な部分がありましたが、makiさんに運営にあたってのエスカレーションや段取りをまとめていただきとても助かりました。
セッション
golang の 1.23 ~ 1.25 までに内部的にどのような変化があったのか、業務上の制約に対してどのように回避したのかといった普段の開発ではなかなかキャッチアップしづらいところをテーマにした内容が多くとても勉強になりました。
特に、aoさんのGo1.24で進化したmap型について理解する では、1.24 で高速化された swiss table の内部的なバッファリングの仕組みや goccyさんのGo で WebAssembly を利用した実用的なプラグインシステムの構築方法 での wasm で goroutine を利用できない問題などへの解決するアプローチが話されていて前職で悩んでいたところの解決方針を話されていて勉強になりました。
また、他の方の ask the speaker で話されている内容を聞いて知見を深めたり、双方向のコミュニケーションが活発に行われているところを見てコミュニティが活発に運営されているなぁと感じました。
パネルディスカッション
tenntenn さん、micchieさん、momi さん、logicaさん の4人のパネルディスカッションで運営業があったため、途中参加から聴講したのですが、micchie さんの「運営は大変だけれど、友達が増える感覚がモチベーションになる」というのは共感でした。
運営業をやっていると普段の業務と平行してやらないといけないので、なかなか手が回らずプレッシャーになるといったことはあるのですが、実際に当日を迎えてみて頑張ってよかったという達成感は大きいので続けれていると思います。
また、momiさんの地方の go コミュニティを活発化させたいというところでも、Kanazawa.go が運営されたり、地元の Fukuoka.go が活発にイベントやったり、Sendai.go は変わらず標準パッケージリーディングをされていたりとコロナ後からより活発になっている感触はあります。
懇親会
GoConference では初めて参加する懇親会で登壇者の方やアテンディの方、運営の方と話す機会が多くありとても楽しかったです。
golang の話題を始めとして、業務の話などまで広げた議論や知見共有ができたので懇親会でも多くの学びが有りました。
懇親会の裏方で会場の準備をはじめ、懇親会会場の運営をしていただいたfujiwoさんありがとうございました!
まとめ
GoConference のコミュニティは好きなので来年も運営を引き続きやりたいなと考えております。
年々登壇内容やCfPの難易度も上がっているので、コミュニティとしては活発になっている感触があります。
また、弊社では golang の活用事例が少ないので GoConference から得られる知見を現場で活かせるように golang の活用事例が増えていくといいなぁと思っております。
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