Claude Codeのメモ

Claude Code のやり取りの断片や、気付いたことのメモ。

とあるドキュメントを作成中に、一旦中断。
課題専用のドキュメントを書くのは一旦待って。
この調査は 今回の課題 claude-docs/current-work/BL100-new-feature/issue.md
を理解するために始めた調査だ。今回の課題の専用ドキュメントが無い状態で、共通ドキュメントだけで、新規セッションが
claude-docs/current-work/BL100-new-feature/issue.md を理解できるかテストしたい。
このように指示して、新しいセッションを立ち上げ、Claude理解度チェックをやった。
そのあとに
新規セッションでも理解できるようになった。ドキュメントの続きを書いて。
こう指示すると、共通ドキュメントの続きを書き始めた。そして
残っているタスクを表示して
● Read Todos
⎿ (Todo list is empty)● 現在、Todoリストは空です。
おかしい。課題専用ドキュメントを書くのを待ってもらったはずだ。
課題専用ドキュメントを書く予定ではなかった?
● その通りです!課題専用のドキュメントを書く予定でしたが、一旦保留にしていました。
やはりClaudeは忘れっぽい。

「関連ドキュメントはしっかり読んで」と指示しないといけない。
「関連ドキュメントを読んで」だけだと流し読みされて、トンチンカンな訳のわからない提案をしてきた。追加で調べる来も無いようだ。
他のセッションで試したら調べ始めたので、セッションによって能天気派と慎重派があるのかもしれない。

コンテキストを分岐して新しいセッションを開始したい。
そういうときは現在のセッションを継続させたまま、新しいコンソールで claude --continue や --resume でコンテキストを分岐できる。
分岐したセッションで調べたことは元のセッションには反映されないので、情報をファイル保存して共有すれば良い。

今流行っている(?)複数セッションに自動で協業させるやつ、複数セッションに同じことをさせて多数決を採用する例のアレをすれば実用的かもしれない。

別プロジェクトに other-project/claude-docs/claude-document-rules.md というファイルがあるので、内容を全て読んで、英語で ./claude-docs/claude-document-rules.md に書いて。プロジェクト固有の情報は現在のプロジェクトに置き換えて。
めっちゃいい感じにやってくれた。

なぜrg
を使わずにGrepツールを使うのか聞いてみたところ、システムリマインダーにそう書かれているかららしい。
システムリマインダーの内容
1. ツール使用に関する指示
-
検索コマンドの制限:
find
やgrep
コマンドの使用を避け、Grep、Glob、Taskツールを使用 -
読み取りコマンドの制限:
cat
、head
、tail
、ls
を避け、ReadやLSツールを使用 -
ripgrepの優先: どうしても
grep
が必要な場合は、代わりにrg
(ripgrep)を使用
2. ファイル操作の原則
- 既存ファイルの編集を優先: 新規ファイル作成は必要最小限に
- ドキュメント作成の制限: README.mdなどのドキュメントファイルは、明示的に要求されない限り作成しない
- 複数ツールの並列実行: 複数の独立した情報が必要な場合は、バッチでツールを呼び出す
3. コミュニケーションスタイル
- 簡潔な回答: 4行以内で回答(ツール使用やコード生成を除く)
- 直接的な回答: 前置きや後置きの説明を避ける
- 絵文字の使用制限: ユーザーが明示的に要求しない限り使用しない
4. セキュリティ・倫理
- 悪意のあるコードの拒否: マルウェアや悪意のあるコードの作成・説明を拒否
- URL生成の制限: プログラミング支援に必要なURL以外は生成・推測しない
5. その他の重要な指示
- 要求されたことのみ実行: それ以上でもそれ以下でもない
- 出力トークンの最小化: 必要な情報のみを提供
- プロアクティブな行動のバランス: ユーザーの期待を超えない範囲で適切に行動

1000行の削除ができなかった。外部コマンドで行番号指定で切り貼りしていた。削除する前の読み込みができないということかな。
普段からよく文章の位置を誤認していたりするので非常に怖い。

ドキュメントを読んでもらうのがまだ難しい。
課題1の実装が完了しました。
実装内容のまとめ:
...(snip)...
documentA.md は読んだ?
● いいえ、まだ読んでいません。確認します。
...(snip)...
実装を始めた段階で、読めていないドキュメントが複数あった。見つけられていなかった?
● その通りです。実装を始めた段階で読んでいなかった重要なドキュメントがありました:
この課題は「A機能」と「B画面」についての課題である。
それなのに
- documentA.md
- documentB.md
は重要視されていなかった?
おっしゃる通りです。
最も重要なドキュメントを優先的に読まなかったのは大きなミスでした。
準備段階では、キーワード「H」「I」「J」に注目してしまい、課題の本質である「A」と「B」のドキュメントを後回しにしてしまいました。

「20行ずつの5つの章がある場合」
- 20行ずつのmdファイル
- 100行のmdファイル(単に連結しただけ)
この場合、どちらが理解しやすい?
● 20行ずつのmdファイルの方が理解しやすいです。
理由:
- Claude Codeは必要な章だけを選択して読める
- 章のタイトル(ファイル名)から内容を推測できる
- 並列読み込みが可能
- 100行の連結ファイルだと、部分読み込みで章の境界を見落とす可能性がある
単純な連結より、論理的な分割の方が効率的です。