Storybook 8.1 で追加された story の追加・編集機能が便利すぎた
はじめに
2024/05/23 の深夜に更新された Storybook v8.1 の新機能で、story の作成・編集を storybook の画面上で行う機能が追加されました。
従来は Story の作成を行うためには Editor などで .stories.tsx
などを作成する必要がありましたが、今回から Storybook の画面上で作成できるようになりました。
とても便利だったので、今回はその機能について紹介します!
使い方
新規で Story を作成する
コンポーネントの Story が 1 つも無い場合
右上の +
マークを押すと、「Add a new story」というダイアログが出てくるので、対象となるコンポーネントを入力します。
Story を作成したいコンポーネントファイルを選択すると、
Controls の中身が空になっている story が新規で作成されます。
もちろん、ディレクトリを確認すると、コンポーネントと同じディレクトリ内に{{コンポーネント名}}.stories.tsx
が作成されます。
コンポーネントの Story が 1 つある場合
Story の Controls の編集を行った際、
You modified this story. Do you want to save your changes?
というメニューが画面下部に出てきます。
「Create new story」というボタンを押すと Create new story のダイアログが出てくるので、Story の名前を入力し、Create ボタンを押下することで、Story が作成されます。
作成後は story が 2 つとも存在していることを .stories.tsx
ファイルから確認することができます。
export const Default: Story = {
args: {
primary: true,
label: 'Button',
size: 'medium',
},
};
export const Red: Story = {
args: {
primary: true,
backgroundColor: '#ff0000',
size: 'medium',
label: 'Button',
},
};
既存の Story を修正する
Story の修正は、前述の「コンポーネントの Story が 1つある場合」とほぼ同じ流れです。
Controls を編集した後の「Update story」 を押すことで、Story の修正が行われます。
もちろん、修正後は .stories.tsx
ファイル内のコードに変更が入っていることを確認できます。
※ Story の名前を修正することはできないっぽいです ><
まとめ
今までは Story の作成に手間がかかることが多かったですが、これからは画面をポチポチするだけで Story を作成することができるので、かなり便利になった印象です。
ぜひ皆さんも使ってみていただければと思います!
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