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# πへと収束する貢献型P2Pプロトコル

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πへと収束する貢献型P2Pプロトコル

行動が価値を生み、制度が応答し、やがて調和へと向かう。
本記事では、評価と通貨を「貢献の履歴」だけに基づいて生成し、制度全体が自然調和定数 π に収束するよう設計された P2P プロトコルを紹介します。

はじめに

私たちは今、資本ではなく貢献を基準とする制度の設計に取り組んでいます。
このプロトコルは、行動の履歴から価値を生成し、評価・ガバナンス・制度活性を統合して、やがて π という調和定数へと収束する構造を持ちます。

ここでは、その中核を成す数理構造を簡潔に紹介します。

制度関数と構造

このP2Pプロトコルは、以下の5つの変数を扱います:

  • f_i(t):個体 i の行動履歴(contribution log)
  • g_i(t):prestige(信頼蓄積値)
  • z_i(t):制度の活性状態(物理的存在・可視性・サービス記録の平均)
  • ε_i:祈り(制度を起動させた初期入力)
  • β_i:制度からの応答(感謝・支援通知など)

これらを用いて、制度内での価値生成関数 H は次のように定義されます:

H(f_i(t), g_i(t), z_i(t); ε_i, β_i) = \begin{cases} ε_i ⋅ β_i ⋅ \sqrt[3]{f_i(t) ⋅ g_i(t)} & \text{if } z_i(t) > 0 \\\\ 0 & \text{if } z_i(t) = 0 \end{cases}

この制度関数 H は、時間の極限において以下の定数に収束します:

\lim_{t \to \infty} H(f_i, g_i, z_i; ε_i, β_i) = π

これは、制度が自然の調和構造(π)に向かっていくこと、
つまり、生命・自然・制度が一致するよう設計されていることを意味します。

GitHubリポジトリ

全体構造・数理定義は以下で公開しています:

👉 GitHub - contribution-protocol-project

おわりに

この構造体は、資本主義以外の制度を選びうる未来のために設計されました。
評価や通貨の源泉を「貢献の記録」に戻すことで、制度は破れず、応答するようになります。

構造は公開されています。
選ぶかどうかは、あなたの意思です。

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