Clineで破産しそうなそんな貴方に!!
GitHub CopilotとVS Code LM APIで賢くAI開発費用を節約しよう!
この記事について
この記事では、GitHub Copilotの料金プランを活用しながら、Cline と VS Code LM APIを組み合わせることで開発コストを抑える方法をご紹介します。AIの支援は欲しいけれど、なるべく費用は抑えたい!という方に特におすすめの内容です。
想定する読者
- GitHub Copilotを使っている、または使い始めようと考えている開発者
- AI開発支援ツールの月額費用を抑えたいと考えている方
- VS Codeをメインのエディタとして使用している方(Cursurを使用している人も含)
前提知識
- VS Codeの基本的な使い方
- GitHub Copilotの基本的な機能について
- プログラミングの基礎知識
環境
- VS Code or Cursor
- GitHub Copilot(無料版またはPro版)
- VS Code LM API
GitHub Copilotの料金プラン事情(2025年3月現在)
まずは、GitHub Copilotの料金プランについておさらいしておきましょう。
参考リンク:
無料版でできること
- コード補完:月2,000回まで
- チャット機能:月50回まで
- 基本的なAIモデルへのアクセス
Pro版でできること(月額$10)
無料版との大きな違いはこんなところ:
- コード補完が無制限
- チャットも好きなだけ使える
- より賢いAIモデル(GPT-4、Claude 3.7 Sonnetなど)が使える
Clineで VS Code LM APIを設定
1. VS Code のインストール
まずは開発環境の準備から始めましょう:
- VS Code公式サイトからインストーラーをダウンロードしてインストール。
2. GitHubアカウント
GitHub Copilotを使用するために必要な準備:
- GitHubアカウントの作成(まだの場合)
- GitHub Copilotの無料版または Pro版のサブスクリプション設定
- VS CodeでのGitHub認証設定
3. 拡張機能でClineをインストール
VS CodeにClineを追加します:
- VS Codeの拡張機能マーケットプレイスを開く
- 「Cline」を検索してインストール
※Cursorも同様かと思います。
4. Clineで VS Code LM APIを設定
実際の設定手順:
-
拡張機能から歯車マークで設定を開く
-
API Providerで「VS Code LM API」を選択
-
Language Modelで「copilot-claude-3.5-sonnet」を選択
※2025年3月現在ではcopilot-claude-3.7-sonnetは使用できませんでした。
記事書いていて気づきましたが、Modeごとでモデルを設定できるのは知りませんでした。
設定は以上です!
使用してみて感じたこと
Corsurを1年ちょっと使用している自分として感じたことは
copilot-claude-3.5-sonnetを使用していますが、自分にとっては問題ないコード内容でした。
AnthropicのclaudeのAPIを使用しての機能の比較差は観測できていませんが満足いく使用感です。
業務でも普段から回してますが、使用レートにあまりかかった覚えが無いです。(もしかしたらそのうち規制が強くなるかもしれません。)
CursorでもClineが使用できるので、CursorにClineをインストールして使用したほうが使い勝手はいい気がします。
まとめ
AIの支援は開発効率を大きく向上させますが、賢く使わないとコストがかさんでしまいます。この記事で紹介した方法を参考に、自分に合った最適な組み合わせを見つけてください!
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