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GeospatialRecListをImmersalで使ってみる

2023/12/08に公開

概要

最近界隈で話題の、TOKYO NODE "XR HACKATHON" powered by PLATEAUで配布されるSDKがImmersalメインということで、私が過去に作成したGeospatialRecListがその環境でも動くんだろうか?と思い調べてみました。
https://tokyonode.jp/sp/xrhackathon2023
https://github.com/HoloLabInc/GeospatialRecList

この記事は、Iwaken Lab. Advent Calendar 2023の8日目の記事になります。
https://qiita.com/advent-calendar/2023/iwakenlab

前提

ImmersalでARCore Recording and Playplay APIを使う記事は、Kadaさんが書いてくださっていたので、技術的には出来る前提として、"Recording and Playplay APIを使えるようにする"という部分をGeospatialRecListに置き換えられないか試すという事になります。
https://zenn.dev/tkada/articles/e1a74baf722586

開発環境

  • Immersal SDK v1.19.2
  • Unity 2022.3.10f1
  • Android 12

デバイスについて補足

Playbackの方はiOSでも出来ますが、RecordingはARCoreが必要。そして、GeospatialRecListは現状Androidのみ対応としてますので、その点は予めご留意ください。

引用:https://developers.google.com/ar/develop/recording-and-playback?hl=ja

Immersalが使えるようにする

まず、Immersalが動く環境を整えます。
私は、GitHub上に公開されているサンプルプロジェクトを落としてきて、
公式ドキュメントを参考にSDKインポートやビルド設定を実施しました。

シーンはContentPlacementSampleに対して下記の対応をしたものをビルドしました。

  • Developer Tokenのセット
  • マップの差し替え
  • オブジェクトの位置調整
  • Content Placement UIの削除

動作はこんな感じ
https://youtu.be/a6EkpR6wKsg

GeospatialRecListの組み込み

ここからGeospatialRecListを組み込んでいきます。
ReadmeのUPMでインポートする方法にある通り、Package ManagerからURL指定でインポートします。

その後、Packages/jp.co.hololab.geospatial_reclist/SessionPlayback/Prefabsの中から、SessionPlaybackのPrefabをシーンに追加し、SessionPlaybackスクリプトにARSessionを追加します。

こうしてビルドしてみた結果...
https://youtu.be/-Zk3Je5nAbg

動いた!現状ではPrefabの追加以外に特に何もしなくても動くみたいですね🎉

さいごに

ひとまずGeospatialRecListが、Immersalの環境に雑に組み込んでみても、問題なく動作するということが分かって良かったです。AndroidでVPSデバッグする際はぜひお使い下さい。
また、今回の調査の中で、命名やiOSビルド時の挙動どうなるべきかなどは、まだまだ改善の余地があるなと感じたので、またメンテナンスしたい&フィードバックやPR頂けると幸いです🍀

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