怒りにおぼれないコミュニケーション術
はじめに
GLOBIS でエンジニアとして働いている muryakami です。
現在、私が所属しているチームは発足して間もなく、個性豊かなメンバー構成されています。
一癖も二癖もあるメンバーで構成されており、発足して間もないため、お互いに対する理解が進んでいない状況にありました。
そのため、コミュニケーションロスが度々発生してしまっていました。
上記のような課題感から GLOBIS 学び放題のコミュニケーション系の動画を片っ端から見た私が、特に面白いと感じ、見やすいと感じた動画を 1 つご紹介します!
30 分程度の動画なのでサクッと見れると思います!
怒りにおぼれないコミュニケーション術
キャッチーなタイトルですが、中身は非常に面白いです。
チャプター紹介
動画は 4 つのチャプターで構成されています。
- コース紹介
- 怒りのメカニズム
- 物語を使ったワーク
- 職場で「怒り」を生まないために
各チャプターの内容を軽く紹介していきます。
コース紹介
このチャプターは「イントロダクション」です。
上記のリンクから会員登録なしで閲覧可能です。
ぜひ、ご自身でご視聴ください!
怒りのメカニズム
このチャプターでは「怒りのメカニズム」について解説しています。
「怒りの正体」の言語化から始まり、どのようにすれば「生きやすくなる」かを紹介しています。
物語を使ったワーク
このチャプターでは「物語を使ったワーク」を行います。
とある物語を聞き、登場人物を「許せない順番」に並べます。
このワークを行うことで、「自身の価値観」を知り、「意見の違い」はなぜ生まれるのかを解説していきます。
そして、「怒り」と「誤解」が生み出す「分断」について語り、「分断」を回避するための具体的な行動を紹介しています。
職場で「怒り」を生まないために
このチャプターでは「職場で「怒り」を生まないために」どのように行動すれば良いかを解説しています。
「怒り」と共に言ってしまいがちな言葉を少し変えるだけでコミュニケーションが劇的に改善することを説明しています。
また、職場で最も必要なこととして「心理的安全性」を挙げ、どうすれば「心理的安全性」を担保できるのかを解説しています。
動画から得た知見
- 人間は欠けている情報を勝手に補完し、「怒り」の感情を生み出してしまう
- 「怒り」と「誤解」は「分断」を生み出すため、常に「対話」を意識することが重要
- 「Why」で問い詰めるのではなく、「What」で問いかけ、「How can I help you?」で目線を合わせる
- 具体化を進め、解決のためのアクションを明確にする
物語を使ったワーク
余白のあるストーリーを聞いた際に、人は欠けている情報を勝手に補完し、勝手に「誤解」してしまうという話は目から鱗でした。
ひと一人が把握できる情報には限りがあります。
それゆえに欠けている情報を補完(推測)するということをみんな当たり前のように日々行っています。
私自身もあまり意識していなかったのですが、この動画を視聴してから周りを見渡して見ると、人が如何に欠けている情報を補完しているしているかを実感しました。
欠けている情報を個々人で解釈して補完することは「誤解」に繋がり、引いては「分断」を深めます。
人は欠けている情報を勝手に補完する[1]という前提を置き、常に「対話」を心がけるようにしていきたいと思います。
職場で「怒り」を生まないために
また、職場で「怒り」を生まないために「Why」ではなく、「What」で目線を合わせるということも重要だなと改めて感じました。
目線を合わせて、課題解決のためにはどうすれば良いか具体化を進めていくことを念頭に置いて、「ネクストアクション」を考えられる環境を作っていこうと思います。
一方で、自分が何か失敗をしてしまった際に、「Why」を深掘りせずに「What」のみを語ってしまうと「他責」に見えてしまうリスクもあると感じました。
実際に、当事者が「Why」を深掘りせず、「What」のみを語る場面に何度か遭遇したのですが、私からはとても「他責思考」に見えてしまいました。
そのため、自分が何か失敗をしてしまった際は「Why」も大切にしていきたいと思いました。
まとめ
GLOBIS でエンジニアとして働いている私が GLOBIS 学び放題のコミュニケーション系の動画から「怒りにおぼれないコミュニケーション術」を紹介しました。
また、この動画から得られた知見を紹介しました。
GLOBIS 学び放題には他にもためになる動画がたくさん存在するので、ぜひこの機会に視聴してみてはいかがでしょうか?
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「データは嘘をつかないが、嘘つきはデータを使う」という言葉がありますが、これも人は欠けている情報を勝手に補完するという当たり前の事象を利用し、「解釈」によって嘘を滑り込ませるということなんだなと理解を深められました。 ↩︎
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