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Python 基本所作

2023/11/06に公開

Python 環境構築後の一歩目

動作環境

https://zenn.dev/murasame_rexxx/articles/88558f73cce762
↑にあるように、condaを使って仮想環境を構築して、pythonを操作します。

コードエディタについて

基本的にPythonを記述・編集する際にはjupyter notebookというツールを使います。

それでは早速ターミナルで、仮想環境をactiveにしてから

input
jupyter notebook

でjupyterを起動しましょう。

すると↑の写真のような画面が出てくるはずです。この画面では、pythonのスクリプトファイルをどこに保存するか、pythonの作業場所をどこにするかを決定します。

今回はわかりやすくデスクトップ上にPython_practiceというフォルダを作成して、そのフォルダの中にtest_01.ipynbというpythonのスクリプトファイルを作って作業していきたいと思います。

  1. 最初に出てきた画面の中で、"Desktop"とかデスクトップっぽい名前のフォルダをクリック

  2. クリックしたら右上の"新規"or"new"を押してフォルダをクリック→フォルダ一覧の中に"Untitled Folder"が出現する

  3. Untitled Folderの左にあるチェックボックスをクリック→上に"リネーム"or"rename"というボタンが出てくるのでクリック→フォルダ名をPython_practiceに変更する

  4. もう一度"新規"をクリックして、Python3をクリック→これでスクリプト編集画面に移動

  5. 上に表示されているUntitledという文字をクリックするとファイル名を編集できるので、そこでtest_01と入力

上記の手順を踏むことでPythonスクリプトファイルを作成し、作業ディレクトリを作ることが出来ました。あとはスクリプト編集画面にあるブロックの中に記述して、command + Enterもしくは上の方にあるRunボタンクリックでスクリプトを実行することが出来ます。

①四則演算

Pythonの基本動作その1の四則演算をやってみます。

input
# 足し算
print(1 + 1)

# 引き算
print(2 - 1)

#掛け算
print(3 * 1)

#割り算
print(12 / 4)
output
2
1
3
3.0

※↑に出てくるprint(***)を使うことで括弧内の処理を表示することが可能になる。

②文字列

ダブルクォーテーション、もしくはシングルクォーテーションで文字を囲うことで文字を扱うことが可能。
シングルとダブルクォーテーションはどちらを使っても可。状況によって使い分け。

input
# ダブルクォーテーションで囲う
print("ダブルクォーテーション。こんにちは")

# シングルクォーテーションで囲う
print('シングルクォーテーション。Hello')
output
ダブルクォーテーション。こんにちは
シングルクォーテーション。Hello

※ちなみに通常、文字列は複数行にまたがる文字を扱うことが出来ないが、シングルクォーテーション三つ、もしくはダブルクォーテーション三つで囲むと複数行にまたがる文字を扱えるので便利

input
# ダブルorシングルクォーテーション×3で複数行の文字を扱える。
print("""ダブルクォーテーション。
シングルクォーテーション。
Hello, World!""")
output
ダブルクォーテーション。こんにちは
シングルクォーテーション。Hello
input
# ダブルorシングルクォーテーション×1では複数行にまたがる文字を扱えない。
print("ダブルクォーテーション。
シングルクォーテーション。
Hello, World!")
output
  Cell In[4], line 2
    print("ダブルクォーテーション。
                       ^
SyntaxError: EOL while scanning string literal

③変数の割り当て

print(1+1)という表記の仕方。今は1+1というシンプルな式なので良いが、(100+23)*4.85/325みたいな式になるとprint((100+23)*4.85/325)という表記になるので、なんだか気持ち悪い。

そこで(100+23)*4.85/325をxという変数に割り当てるとprint(x)というスマートな表記をすることが出来る。

その割り当て方は以下の通り左辺に割り当てる変数を、右辺に変数の中身を記述するだけ。

input
# 左辺に変数名、右辺に変数に割り当てる中身
x = 1 + 1
y = (100+23)*4.85/325

print(x)
print(y)
output
2
1.8355384615384613
input
# 単体の数字や文字を割り当てることも出来る
a = "イチローの背番号"
b = 51

print(a)
print(b)
output
イチローの背番号
51

④関数

エクセルの関数のように、pythonにも計算を便利にしたり様々な処理を助けてくれる関数なるものが存在。関数を呼び出すにはまず①仮想環境上で関数のインストールが必要。ターミナルでconda activate ~~で環境を呼び出してから

input
conda install time matplotlib

と入力することで仮想環境に関数をインストールすることが出来る。インストールが終わってもすぐに使うことは出来ず使う前に②jupyterに戻りインストールした関数を読み込む必要がある。(import)

input
import time
#matplotlibなどは長いので"as plt"という形で省略して記述できるようにしている。
import matplotlib as plt

とすることで関数の呼び出しが可能。では実際に使用してみると、

input
# time関数を使って、現在時刻をUNIX時間形式で表示(~時~分という形ではない)
# 最初のtimeと書かれている箇所でtime関数を呼び出している
print(time.time())
output
1699212748.0218701

関数を使う場合、
まだインストールされてない関数⇨①と②を実行
既にインストールされている関数⇨②のみを実行
と覚えておく。

※②は関数を使うたびに毎回する必要があるわけではない。一度、関数をimportしてしまえばjuypter notebookを再起動するなり閉じたりするまで、関数はimportされっぱなしのまま。再起動したり閉じたりした後に関数を使う場合は再度importが必要となる。

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