Open4
SimpleLoggerとは?
ログ出力から呼び出し元に飛べるの良い!
1. ロガーの基本設定と初期化
まず、シングルトンパターンを使用してロガーのインスタンスを作成します:
final logger = SimpleLogger();
このコードの説明:
- シングルトンパターンにより、アプリケーション全体で単一のロガーインスタンスを共有
-
SimpleLogger()
は、初期設定で基本的なログ出力機能を提供
2. 基本的なログ出力
基本的なログ出力の方法を見ていきましょう:
logger.info('Hello info!');
// 出力例: 👻 INFO 2018-12-16 21:46:20.092695 [caller info not available] Hello info!
この実装のポイント:
-
info()
メソッドで情報レベルのログを出力 - デフォルトでは呼び出し元の情報は含まれない
- タイムスタンプが自動的に付与される
3. ログレベルの制御
ログレベルを変更して出力を制御する方法:
logger.setLevel(Level.WARNING);
logger.info('Hello info!'); // 出力されない
logger.warning('Hello warning!'); // 出力される
重要なポイント:
-
setLevel()
でログの出力レベルを設定可能 - 設定したレベル以上の重要度のログのみが出力される
- WARNING以上のレベル: WARNING, ERROR, SHOUT
4. 呼び出し元情報の追加
より詳細なデバッグ情報を含めるための設定:
logger.setLevel(
Level.INFO,
includeCallerInfo: true,
);
この機能の特徴:
-
includeCallerInfo: true
で呼び出し元の情報が含まれるように - ファイル名、行番号、メソッド名などの情報が追加される
- パフォーマンスへの影響があるため、必要な時のみ使用推奨