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SimpleLoggerとは?

muranakarmuranakar

1. ロガーの基本設定と初期化

まず、シングルトンパターンを使用してロガーのインスタンスを作成します:

final logger = SimpleLogger();

このコードの説明:

  • シングルトンパターンにより、アプリケーション全体で単一のロガーインスタンスを共有
  • SimpleLogger()は、初期設定で基本的なログ出力機能を提供

2. 基本的なログ出力

基本的なログ出力の方法を見ていきましょう:

logger.info('Hello info!');
// 出力例: 👻 INFO  2018-12-16 21:46:20.092695 [caller info not available] Hello info!

この実装のポイント:

  • info()メソッドで情報レベルのログを出力
  • デフォルトでは呼び出し元の情報は含まれない
  • タイムスタンプが自動的に付与される

3. ログレベルの制御

ログレベルを変更して出力を制御する方法:

logger.setLevel(Level.WARNING);
logger.info('Hello info!');      // 出力されない
logger.warning('Hello warning!'); // 出力される

重要なポイント:

  • setLevel()でログの出力レベルを設定可能
  • 設定したレベル以上の重要度のログのみが出力される
  • WARNING以上のレベル: WARNING, ERROR, SHOUT

4. 呼び出し元情報の追加

より詳細なデバッグ情報を含めるための設定:

logger.setLevel(
  Level.INFO,
  includeCallerInfo: true,
);

この機能の特徴:

  • includeCallerInfo: trueで呼び出し元の情報が含まれるように
  • ファイル名、行番号、メソッド名などの情報が追加される
  • パフォーマンスへの影響があるため、必要な時のみ使用推奨