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【Flutter】SQLiteのDBをGUIクライアントツールで確認する方法

2025/02/09に公開

Flutter で個人開発アプリを作成しており、ローカル DB は SQLite を使用しています。内部の DB の状態を GUI で確認したく確認方法を調査し、個人的に一番簡単な確認方法を記載いたします。

使用するライブラリ

https://pub.dev/packages/sqflite

DB Browser for SQLite をダウンロード

https://sqlitebrowser.org/dl/

  • 2025/01/23 時点では以下をダウンロード

  • Application フォルダにドラッグアンドドロップで移行

  • Application 内の DB Browser for SQLite を開く

  • 以下の画面が表示される。

DB 保存先の Path を確認し、DB ファイルを確認する

  • プロジェクトを開き、DB の保存先である path を確認します。
// getDatabasesPath()を使用してアプリケーションのDBパスを取得
    final dbPath = await getDatabasesPath();
    print("dbPath: $dbPath");
  • DB の Path へ移動します。
cd /Users/〇〇/Library/Developer/CoreSimulator/Devices/省略/Documents
  • Finder で DB のフォルダを開きます。
open .
  • DB Browser for SQLite でファイルを開きます

  • DB 内の Table が閲覧可能となります。

DB Browser for SQLite の操作

  • Browse Data を押下して Table 名を指定すると、データが保存されていればデータが表示されます。

  • データ反映を確認したい場合は、App 上で CRUD 処理後に、⌘ + R  でデータが反映されます。(今回は追加しました)

よくある問題と解決方法

  1. DB ファイルが見つからない場合

    • アプリを一度起動して DB ファイルを生成したことを確認
    • パスが正しいことを確認
    • 大文字小文字を含めて正確なファイル名を指定
  2. データが表示されない場合

    • テーブルが正しく選択されているか確認
    • データが実際に追加されているか確認
    • リフレッシュボタン(⌘ + R)で最新の状態に更新

まとめ

本記事では以下の内容を解説しました:

  • DB Browser for SQLite のインストール方法
  • Flutter アプリケーションのデータベースファイルの場所の特定方法
  • GUI ツールを使用したデータベースの閲覧・確認方法
  • データの更新確認方法

これらの手順を活用することで、開発時のデバッグ作業を効率化できます。

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