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GitHubのアクセストークンを利用してSourceTreeとの連携をおこなう

2022/01/16に公開

「リポジトリからSouceTreeでgit pullやgit pushできなくなった。」 などの場合に解決の糸口になれば嬉しいです。基本的に以下の3つのことをやれば解決すると思います。

1. Macのキーチェーンの確認・認証情報の削除

過去にSourceTreeとGitHubを連携したことがある場合はこちらを確認する必要があります。

Macの「キーチェーンアクセスApp」を開いて、SouceTreeの認証情報がないか確認します。認証情報があれば削除します。
以下の画像のように検索窓に「source」と入れるとすぐにそれらしきものを見つけることができ、これがSouceTreeがGitHubへアクセスするための認証情報です。

余談: キーチェーンアクセスとは

キーチェーンアクセスは、パスワードやアカウント情報を保管するmacOSアプリケーションです。このアプリケーションを使用することで、記憶および管理する必要のあるパスワードの数を減らすことができます。

Macのキーチェーンアクセスとは?

以前にSourceTreeにGitHubの認証情報を渡したことがある場合は、このキーチェーンに過去の古い認証情報が残ったままになっているため、それを削除しないと新しく発行したアクセストークンをSouceTreeに設定したとしても上手く動いてくれません。(自分はこれでハマりました)

2. GitHubでアクセストークンを発行する

GitHubのリポジトリから以下手順で発行することができます。
「Settings > Developper settings > Personal access tokens > Generate new token 」

詳細のやり方は、以下の公式のドキュメントがわかりやすく記載があったためこちらを参考に「トークンの生成」の項目を実施します。また生成したトークンはSourceTreeに設定する必要があるためコピーしておきましょう。

個人アクセストークンを使用する - GitHub Docs

3. SouceTreeにアクセストークンを設定する

上記2で生成したアクセストークンをSouceTreeに設定していきます。

アカウントを開きます。

編集画面でBasic認証にした上で、「パスワード」の欄に先程GitHubで発行したアクセストークンを設定します。

はじめてSouceTreeと連携する方は以下画像のように認証情報が求められるため、そのときも同様にパスワードの欄にアクセストークンを入力します。ユーザーネームは自身のGitHubアカウント名を入力してください。

「Store Password In Keychain」にチェックを入れることで、上記の2で説明したMacのキーチェーンアクセスに保存されます。

まとめ

GitHubのアクセストークンを使用してSourceTreeを連携する際に参考になれば嬉しいです。

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