【必読】Azureエンジニアが教える!AZ−104とAZ−305にほぼ合格できる勉強方法
先日 Azure Administrator Associate(AZ−104)とAzure Solutions Architect Expert(AZ−305)の認定資格に無事合格できました!
本ブログではこの2つの資格の勉強方法を紹介します。これからAzure資格にチャレンジする方の参考になれば幸いです。
■ 認定資格と試験範囲
1. AZ−104(Azure Administrator Associate)
試験名:Azure Administrator Associate
難易度:中級
合格点:700/1000点
試験範囲
- Azure ID とガバナンスを管理する(20 - 25%)
- ストレージを実装して管理する(15 - 20%)
- Azure のコンピューティング リソースをデプロイおよび管理する(20 - 25%)
- 仮想ネットワークを実装および管理する(15 - 20%)
- Azure リソースの監視と管理(10 - 15%)
試験方針
Azureのシステムにおける管理者向けです。運用・管理・保守に関する問題が多く出題されます。
詳細情報
AZ−104:Microsoft Azure Administratorの学習ガイド
2. AZ−305(Azure Solutions Architect Expert)
試験名:Azure Solutions Architect Expert
難易度:上級
合格点:700/1000点
試験範囲
- ID、ガバナンス、および監視ソリューションを設計する(25 - 30%)
- データ ストレージ ソリューションを設計する(20 - 25%)
- ビジネス継続性ソリューションを設計する(15 - 20%)
- インフラストラクチャ ソリューションを設計する(30 - 35%)
試験方針
Azureのシステムにおける設計・構築者向けです。設計・管理・セキュリティ・データに関する問題が広く出題されます。
詳細情報
AZ−305:Azure Solutions Architect Expertの学習ガイド
3. 推奨 AZ−104 に合格した後は AZ−305 にチャレンジしよう
試験の内容を話すことは、Microsoft認定資格試験ー受験者契約 に基づき禁止されているため、学習ガイドをベースに理由をお伝えします。AZ−204 はアプリケーション開発向けの中級試験です。
- AZ−104は、Microsoft Entra ID(旧:Azure AD)とコンピューティングやネットワークなどのAzureソリューションが出題されます。
- AZ−204は、開発者がよく利用するコンピューティングやネットワークなどのAzureソリューションが出題されます。
- AZ−305は、AZ−104とAZ−204から非機能要件の項目を吸い出した分野が対象になります。そのため、一般的なIT知識を有していれば、Azureソリューションの用途を知るだけで合格得点を満たすことが可能です。
AZ-305合格へのワークロードをまとめるとこうなります。勉強や対策もしやすいため、とてもオススメです。
- IT知識に自信がある人またはAzure経験者 → AZ−305
- IT知識に自信がない人またはクラウド未経験者 → AZ−204 → AZ−305
特に多くのシステム管理者が挫折しやすい「Microsoft Entra ID」は、実際にAzureポータルで触ってみて動作確認したほうがいいと思います。AZ−305よりAZ−104が難しいと呼ばれる理由はこのサービスなのです。Azure界隈では有名な話です。
■ 勉強方法
ポイントはできないことをできるようになるまで繰り返すことです。受験者には、私のように自分のナレッジやスキルを力試ししたい人もいれば、何かしらの勢力により最短で取得したい人もいるでしょう。
本ブログでは、最短で資格合格を目指せるロジックを紹介します。
1. 模擬問題を解きまくる
下記のリンクから模擬試験を解きましょう。
⭐️無償で十分です。有償は収録された問題数が異なるだけで問題の範囲は同一です。
- JPN試験 ー Microsoft Azure Administrator(AZ-104日本語版)
- JPN試験 ー Designing Microsoft Azure Infrastructure Solutions(AZ-305日本語版)
最低3回分〜5回分をひたすら解きます。⭐️答えも覚える勢いで挑んでください⭐️
<コメント>
Udemy の学習コンテンツは購入しなくて大丈夫です。そのお金でラーメンでも食べましょう🍜
2. わからないことは MS Learn や MS ドキュメントで検索する
Qiitaなどのコンテンツで検索することはやめましょう。検索する力も身につけるため、なるべくMicrosoftが提供する情報のみで勉強してください。
特にAzure SQLやストレージアカウントはSKUの種類が多いため、一度ノートに書いてみるといいです。
<コメント>
JPN試験自体、所々回答が間違っているため 複数の試験を受験すれば異変に気づくと思います。そのときは、JPN試験の海外ニキのコメントも読んでほしいです。
■ さいごに
最後まで読んでいただき、大変ありがとうございます。
AZ−104とAZ−305は、冒頭でも読み取れたとおり非常に出題範囲が重複しています。
最短勉強法を参考に皆さまもチャレンジしましょう!
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