AWS SAP合格記
2021年5月、AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル(AWS SAP)に合格しました!
私は元々、AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト(AWS SAA)持ちで、AWSの実務経験もそこそこありました。
…が、やはり数あるAWS資格の中でも難関と言われるだけあり、本腰を入れて勉強しないと合格できない試験だと感じました。
本記事では私がAWS SAP合格に至るまでの約2ヶ月半の勉強法を掲載します。
今後試験を受ける方の参考になれば幸いです。
前提
私の試験前までの前提知識です。
保有資格
保有資格の中でSAPの試験範囲に少し関係ありそうなものを列挙します。
- AWS SAA
- 基本情報技術者
- 応用情報技術者
- ORACLE MASTER Bronze Oracle Database
AWS使用経験
AWSは合計して3~4年の使用経験があります。
経験はまちまちですが、使用経験のあるサービスを列挙します。
- EC2
- ECS
- S3
- Redshift
- RDS(MySQL/PostgreSQL)
- Lambda
- DataPipeline
- IAM
- CloudWatch
- System Manager
- Directory Service
- SNS
- SQS
- Comprehend
- CodePipeline
- CodeCommit
- CodeBuild
- CodeDeploy
色々列挙していますが、2~3割は趣味レベルの経験しかありません。
使用教材
下記の参考書とWEB問題集を使いました。
WEB問題集は有料会員登録に約6000円掛かりますが、
WEB問題集無しでは絶対に受からなかったと思うので、課金の価値ありです。
他にも隙間時間にYouTubeでAWS Black Belt Online Seminarを視聴していました。
一本1時間ぐらいなので、食事中によく垂れ流していました。
あと、間違えた問題や初めて知った用語はAWS公式ドキュメントで詳細を調べた上でNotionに記録し、自分専用の一問一答と用語集を作成していました。
これ作ると復習しやすいので、オススメです!
Notionはモバイルアプリもありますし。
試験2ヶ月半前
試験内容の確認
公式HPで試験内容を確認します。
試験ガイドとサンプル問題は必ずダウンロードして確認した方が良いです!
合格記を漁る
他の人の合格記を漁りまくりました。
先人たちの知恵を拝借。
参考書の第1章~第8章を1周
第9章(模擬試験)以外の第1章~第8章を1周しました。
わからないサービスは随時ググり、まずは試験範囲の大枠を掴むことに専念しました。
試験2ヶ月前
参考書の第1章~第8章を2周
さらに参考書を2周(計3周)し、章末問題は9割以上解ける状態にしました。
WEB問題集の前半を2周
試験2ヶ月前の時点でWEB問題集の有料会員に登録し、前半の#SAP01~#SAP30を2周しました。
WEB問題集は解説が凄く詳しいので、読み飛ばさないでじっくり読んだ方が良いです。
※ちなみに解説はコピペできない仕様になっているので、手動で重要部分のみメモするようにしていました。
試験1ヶ月前
参考書の第9章を2周
第9章(模擬試験)を2周しました。
本番と同じ180分の制限時間を設けて、スピードを意識して解くようにしていました。
WEB問題集の後半を2周
後半の#SAP31~#SAP55を2周しました。
後半の方が難しいので、前半より復習に時間が掛かります。
オリジナル一問一答&用語集で総復習
前述したように、Notion上に一問一答と用語集を作成していたので、これを使って総復習を実施しました。
試験前日
早く寝ましょう
早く寝ようと思いきや緊張して当日の朝5時まで寝れませんでした…。
試験は午後スタートにしていたので何とか起きれましたが、危なかった…。
試験当日
直前
試験は180分と長いので、試験直前に飲食は控えた方が良いです!
私はとりあえずユンケルだけ飲んで気合を入れました。気分はイチロー。
本番
本試験は変な日本語訳があったりと、自信を持って解けた問題は半分もなかった気がします…。
WEB問題集の類似問題は2~3割程度出てきたので、それらは秒速で解き、
怪しい問題 or 文章が長すぎる問題はチェックマークを付けてどんどん飛ばし、最後にまとめて解くようにしました。
ちなみに試験残り30分でトイレに行きたくなりましたが、何とか耐えました。
結果
解答終了後、そのまま画面上に合格が表示されました…!
ただしスコアは表示されません。「何%取れたんだ?」と悶々としながら帰路へ。
そして2日後、スコアの通知が届きました。確認したらなんと…86%以上取れていました!
ギリギリ合格かと思っていたのでちょっと意外でした。
(これならもう少し勉強期間短くしても受かったかも?)
以上となります!
今回の勉強で「どれとどれを組み合わせれば費用対効果が高いのか?セキュリティ的に問題ないのか?」といったように、最適なソリューションを検討する上で土台となる知識を体系的に学ぶことができたと感じています。
忘れないように早く業務でも活かさねば。
ちなみにAWSの資格は放っておくと3年で有効期限が切れちゃいます。
また3年以内に試験を受けねば…(つらみ)
まあベンダー資格はどれもそんなもんです。また頑張ります!
ではまた。
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