🧑‍🏫

JJUG CCC 2024 Fall 参加、登壇レポート

2024/11/01に公開

はじめに

2024年10月27日に日本Javaユーザーグループによって開催されました、JJUG CCC 2024 Fallに参加し1つのセッションに登壇してきました。

イベントのホームページでは概要として以下のように紹介されています。

https://ccc2024fall.java-users.jp/

開催概要

JJUG CCCは日本最大のJavaコミュニティイベントです。Java関連の技術や事例に関する良質なセッションが行われ、また異なる分野で活躍するJava技術者が一堂に会する場ともなっています。オフラインでの開催になります。

今回はオフラインでの開催となり、場所はベルサール新宿グランド コンファレンスセンター(東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー 5F)でした。

こちらの場所はコロナ禍前に開催されていた場所と同じ場所です。過去弊社からJJUG CCCでお話したことは何度かあったのですが、その当時もこの場所で懐かしく感じました。なおコロナ禍の際にはオンライン開催となったこともあります。

過去のセミナー等での登壇実績としてはホームページの以下先に記載されておりますが、最も古くは2018年に「JJUG CCC 2018 Fall」にて講演したと記載されています。

https://www.it.mufg.jp/solution/achievement.html

今回、登壇する機会をいただきましたのでその件についてレポートしたいと思います。

登壇までの当日流れ

私は、15:30から45分の枠をいただき、「MicroProfile 7.0のご紹介」というタイトルでお話することが出来ました。MicroProfileはJakarta EEの流れを受けつつ、クラウドネィティブ・マイクロサービスに特化した進化の早い標準仕様を決めていくという仕様群になっています。前にもJJUG CCCにてMicroProfile関連の講演をしたことがあるのですが、その内容のUpdate版という形でお話しました。

会場入り口では、こちらの巨大ポスターでイベント会場であることを知らせてくれていました。

登壇時間前までは、資料の見直し、デモの準備をしつつせっかくなので他の講演の内容を聞いて学んでました。

聞いた内容は以下の通りです。一つ一つの感想は省きますが参考になりそうなものばかりでした。公開されている資料も多いのでもっと読み込みつつ、知見となるよう活用していきたいと思います。

  • リファクタリングへの耐性が高いモデルベースの統合テストの紹介

  • オニオンアーキテクチャで実現した本質課題を解決するインフラ移行の実例

  • Googleのテストサイズを活用したテスト環境の構築

  • Native Memory Tracking を使用した Java プロセスのメモリ消費内訳の紹介

  • シールドクラスをはじめよう

  • CI/CDやテスト自動化の開発プロジェクトへの適用

  • 最近のSpring Bootの便利機能を復習!

登壇の様子

実際に話した際には30名ぐらいの聴講者でした。

発表した資料は以下のものとなります。

  • MicroProfile7.0最新状況ご紹介

https://speakerdeck.com/muit/introduction-to-the-latest-updates-in-microprofile-7-dot-0

説明した内容は以下のようなものでした。

  • MicroProfile概要

  • MicroProfile各種機能の紹介

  • MicroProfile7.0アップデート内容の紹介

    • MicroProfile Telemetry 2.0

    • MicroProfile OpenAPI 4.0

    • MicroProfile Rest Client 4.0

    • MicroProfile Fault Tolerance 4.1

  • 今後の対応計画の見通し、まとめ

説明資料だけだと面白くないかなと考え、実際にMicroProfile7.0の新機能を動かしながら説明するということもしました。デモは興味深く見てもらえたかなと感じています。

説明が終わったあとのQA時間は明示的には取れませんでしたが、個別に数名質問してくれて内容の深堀をしました。私としてもフィードバックを得られたので良かったです。

余談ですが、会場にはJJUGの運営スタッフや、イベントボランティアの会場司会してくれている方がいらっしゃったのですが、なぜかそこで「髙橋さんはベテランなので登壇慣れてますよね?大丈夫ですよね?」と声掛けいただきました。純粋に知ってくださっていたのか、登壇歴とかが共有されていたのかは分かりませんでしたが、緊張していた中で過度な期待を感じさせないコメントいただけたのはリラックスできて良かったです。

おわりに

JJUG CCCは毎回参加させていただいていますが、今回広い会場に戻り、人数もセッションも増えて参加している年代も若返ったように感じました。コミュニティは年配の人だけで回すと新参者にやさしくなくなってしまいますので、良い傾向かなと感じました。話せるテーマやレベル感は再認識しましたので、周囲のメンバーにも話しつつ、今後も登壇活動続けていきたいと思います。

Javaに詳しいメンバーがいるので、ご興味ある方はお気軽に連絡いただければと思います。

Discussion