アドベントカレンダー企画を会社内でやってみての振り返り
メリークリスマス!
一か月遅くなりましたすみません。小林です。
会社内公開でアドベントカレンダーと称して技術記事投稿のお祭りをやってみて、気づきがあったのでその振り返りです。
概要
実施に当たり、前提や概要について記載しておきます。
アドベントカレンダーとは
アドベントカレンダーは12/1からクリスマスまでの期間で、一日ずつお菓子などを開けていき、クリスマスまでを楽しみに待つ、というものです。
技術系の文脈で言うと、特に技術コミュニティで人気のあるイベント形式の一つで、12月1日から25日までの期間中、毎日1つずつ技術記事やブログ投稿を公開するというものです。
アドベントカレンダーアプリ
アドベントカレンダーを社内で実施するにあたり、PowerAppsでアプリを作ってみました。
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トップ画面
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記事詳細画面
※トップ画面に関しては、社内のほかの方の記事もございますので、一部表示を消しています。ご了承ください。
参加の流れ
参加者側の手順は以下の通りです。
- アプリで参加表明をする
- 社内の記事投稿サイトで記事を作成する
- アプリに記事のURLを記載する
運営側の手順は以下の通りです。
- 記事が作成されていることを確認し、公開設定にする
- 社内のTeamsで通知する
アプリのこだわりポイント
アプリのこだわりポイントは以下です。
- PowerAppsで作ったので、別途特別なログイン等不要
- いいねが何回も押せる
- 公開済になったら色が変わって、一目で公開されていることが分かる
- 公開設定にならないと他の人にはURLが見れないようになっている
記事の分析
社内ChatGPTにも力を借りつつ、各記事の分析をしてみました。
記事の分類by社内ChatGPT
# | 項目 | 件数 |
---|---|---|
1. | 技術ツール・プラットフォーム | 7件 |
2. | アジャイル・プロジェクト管理 | 3件 |
3. | プログラミング・ソフトウェア開発 | 5件 |
4. | 自動化・効率化 | 1件 |
5. | その他 | 2件 |
詳細な記事の内容は割愛させていただきます。
分析結果by社内ChatGPT
- 技術ツール・プラットフォームに関する記事が多く、特に具体的なツールやプラットフォームの使用方法やレビューが中心となっています。
- アジャイル・プロジェクト管理に関する記事も複数あり、特にAgileJapanに関連する内容が目立ちます。
- プログラミング・ソフトウェア開発に関する記事も多く、特定の原則やツールの使い方に関する深掘りが見られます。
所感
- 始めるときには初心者向けの記事が多いのかなと思っていたのですが、いざ始まってみると初心者向けから熟練者向けまで幅広く書いてもらえてどれも非常に興味深い内容でした。
- やってみた関連の記事が多く、これをきっかけに「何かに挑戦してくれた」人も多くいらっしゃいました。
- 私は全部の記事に目を通しましたが、様々な知見が得られたので私自身やって良かったなという感想です。
やってみて良かったこと
運営として見たときに、やってみて良かったなと思ったことを書いておきます。
つながりが増えた
まず、一つ目の期待効果として、アドベントカレンダーを通じて人と人とのつながりが増えたことが挙げられます。
知り合いが増えた
- 「〇〇に詳しい□□さん」というように、新たな知識やスキルを持つ人々と知り合うことができました。
- コミュニケーションが活発化し、「知っている人」が増えることで、つながりが広がっていくのは嬉しいことです。
コメントでのやり取りが増えた
- ある方が「エンジニアのお祭り」と表現してくださったように、アドベントカレンダーの期間中はコメントも通常より多く寄せられました。
- 普段はコメントするのに勇気が必要な方も、「アドベントカレンダーだから」という理由で心理的ハードルが下がり、気軽にコメントできたのではないかと思います。
書くきっかけになった
これも期待値のうちのひとつでしたが、「記事を書く」というモチベーションつながっていたと思います。
締め切り駆動
- これはよくいう話ですが「書くモチベーション維持」というのが一番難しい気がします。
- 今回のアドベントカレンダーは「投稿日を宣言してもらう」というところからスタートするので「この日までに書かなくちゃ」というのがモチベーションになったという声がありました。
アウトプット
- 「知っている」のと「理解している」のとでは大きな違いがあると思います。
- 私自身、やったことを記事にしようとすると「あれここってどうなってるんだっけ」となって、調べなおすことで、知識が固まることがよくあります。そういった知識の定着の機会になっていれば嬉しい限りです。
何を書こうか考えること
- 記事を書くにあたって「何を書こうかな」と考えられた方も多いと思いますが、そのように「アンテナ」を立ててもらうことも狙いの一つでした。
- アドベントカレンダーをきっかけに普段の投稿および閲覧数が増えることを期待しています。
その他
その他、当初予想していなかったメリットもあったので残しておきます。
できることが増えた
- 今回いろんな方が新規で書いてくれましたが、これを機に新しいことに挑戦してくれてできることが増えた人も多くいらっしゃいました。
- 記事を書くことによって今後もできることを増やしてもらえるとエンジニアとしての幅が広がっていくと思います。
普段見ない記事が見れた
- 普段書かない方の記事が見れていろいろ勉強になりました。
- 記事ごとに様々な角度や種類があって改めて当社のエンジニアの方の幅広さを知ることとなりました。
リアクションが多かった
- 実際にアドベントカレンダーの記事は「いいね」や「コメント」などのリアクションが多い傾向となりました。
- 記事を書くことの一番の嬉しさはリアクションだと思うので、この機会にそれを感じるきっかけとなっていたら幸いです。
最後に
いろいろ書きましたが、本当にやって良かったなという思いです。
来年も同じように社内でアドベントカレンダーが開催できたらいいなと思います!
当社ではこのように社内コミュニケーションが活発に行われております。
社員同士切磋琢磨をしながらシステム開発を行っており、一緒に開発をしていくメンバーを募集しています。
興味を持たれた方は是非ご連絡ください!お待ちしております。
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